お笑い『堕落論』(1) ^^
家庭連合(旧統一教会)の教えによると、人類始祖のアダムとイブが、神の戒めを破り淫行をした為に、その後の全人類に性の原罪がもたらされたそうです。信者は、まるで、我がことのように、「すいませんでした! すいませんでした!」と、悔い改めをしています。そして、文先生夫妻を、原罪のない真のアダムとイブ・真の父母と呼び「おと~タマ~~、おか~タマ~~」と、感極まり有難がっています。 *『創世記』の様な集約型神話(物語が時間継続に沿って展開する神話)の場合、たいがいが、別に、逆転した内容を持つ神話が存在することが多いです。旧約『創世記』中のアダムとイブの『エデンの園の話』にも、やはり、逆転した神話があります。人類始祖とされるアダムには、ただの逆アダムがいるんです。 (^^;メソポタミアのアダパ神話です。アダムではなくアダパですね。『創世記』の内容の舞台は、主にメソポタミアです。アブラハムの故郷も、メソポタミアのウルの地とされています。おそらく、アダムの話しの元になっているのは メソポタミアのアダパ神話でしょう。(アダパの子にはカ・インもいます)創世神話は、この世界・人間が今あるかたちであるのはどうしてなのか?を語っている寓話です。人間は、やがて死を迎えなければならない限りある存在です。ですから、物語が、アダムが{永遠の生命を取り逃す}という展開になっているんですね。神の戒めを守る・破る、ということに主題があるのではないですね。神の戒めを守る・破るという内容は、物語が展開していく為の、ただの一定番モチーフです。アダム・アダパともに{永遠の生命を取り逃す}という骨組みを共有しながら、アダムは神の言いつけを破り、死んでしまう木の実を食べ、アダパはいいつけを守り、不死のパンを食べないで{永遠の生命を取り逃す}という、意味内容が逆転したものになっています。逆転したアダパ神話の存在を頭に入れて、とりあえずアダムの話しを見ていきたいと思います。 アダパエリドウの街の守護神である知恵の神であるエアは,アダバを創造し,多くの知恵を与えたが永遠の命は与えなかった。アダバはエリドウの人々のために食物の調達や祭儀の確立に尽力した。あるときアダバが魚釣りをしていると南風が吹いてきて船が沈められてしまった。怒ったアダバは南風の翼を折ったため,七日間南風が吹かなくなった。天空神アヌは従者イラブラトに南風が吹かなくなった理由を尋ねた。そしてエアの息子アダバが南風の翼を折ったことを知ると,アダバを連れてくるように命じた。これを知ったエアはアダバに警告を与えてアヌのもとで「死のパン」が差し出されても食べてはならず,「死の水」が差し出されても飲んではならないと教えた。天界に赴いたアダバに,アヌは「命のパン」と「命の水」を差し出したが,アダバはエアの警告どおりにそれらを退けたため,永遠の命を逸することになった。 アダパ(アダバではなくアダパです、アダパ で検索すれば多くのサイトが見れます) にほんブログ村↑ クリックしてね