引き続き2024年・2025年の医学部編入試験の入試形式・募集要項の変更点について
●滋賀医科大学
2024年(2023年実施)
総合問題に数学が追加
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数学は対策に少し時間がかかり、苦手とする人も多いですので、
数学が追加されたのはデメリットになった受験生も多いかと思います。
弘前大学に似た受験科目になったという事ですね。
問題の難易度としては滋賀医科大学の方が圧倒的に難しいですが...
●長崎大学
2024年(2023年実施)
第1次選抜の英語が廃止⇒外国語検定試験のスコアを点数化
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英語を廃止する大学が増えて来ています。
海外で医者するか、英語論文書きまくるような研究者にでもならない限り、
英語はほとんど要らないですから、生命科学の方を重視するのは当然ではあるかと思います。
●高知大学
2025年(2024年実施)
医学部医学科を卒業した者及び過去に医学部医学科を退学または除籍になった者ならびに医学部医学科在籍中の者
また、2016年度入試以降において本選抜の第2次選抜を受験した者は出願できない
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これはかなり強烈な試みです。
過去に面接試験を受験した受験生は不合格にするという試みは、
色んな大学で暗黙の了解のような感じでされておりましたが、
今回、高知大学がこのように堂々と宣言してしまったため、
他の大学も今後、顕著にこれを行っていくかもしれないです
私はあまりいい試みではないかと思います
いずれの受験生にも平等に可能性を与えるべきかと思います。
女性差別に近いような差別を感じます。
この高知大学の試みは後々問題になるかもしれないです。
●鹿児島大学
2024年(2023年実施)
学力試験II(理科)の配点100点⇒200点
2025年(2024年実施)
TOEFL64点以上もしくはTOEIC720点以上が出願条件
学力試験I(英語)の廃止
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鹿児島大学も英語を廃止してきました。
2023年には理科の配点を倍にしておりますので、明らかに理科重視に変わっています。
そして、TOEFLの条件は非常に高めです。
TOEFL64点以上取れる人はあまりいないかもしれないです。
対して、TOEICの点数はそんなに高くはないですので、
ほとんどの人はTOEICで条件をクリアし出願するでしょう。
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