医学部編入試験を実施している大学は国公立と私立があります。
私立は国公立よりも実施している大学が少ないですが、
学費が高い分、国公立よりも合格しやすいのではと考える人がいます。
確かに、倍率で見ると国公立よりも倍率が低い大学が多いです。
東海大学: 倍率20倍
岩手医科大学: 倍率7倍
北里大学医学部: 倍率5~6倍
獨協医科大学: 倍率5~6倍
私立で編入試験を実施している大学はこの4大学でありますが、
東海大学と獨協医科大学は1年次からの入学なので、一般入試で入学するのと変わりはないです。
東海大学は英語と小論文だけの出題ですので、
特に倍率が高くなっています。
北里大学と獨協医科大学は数学ががっつり出たり、対策が難しいものとなっていますので、
倍率も多少は下がっているものかと思います。
岩手医科大学は歯科医師または歯学部6年生しか受けられないのですが、
3年生から編入する事ができるので、
歯科関連の人にとってはかなり狙い目の大学であると思います。
倍率も7倍ほどなので、さほど高くはないです。
学費は6年間で3500万円ほどですので、
3年生から入った場合は、2300万円ほどで済みます。
私立歯学部6年間の学費と同じくらいでしょう。
年度によっては倍率4~5倍と低い年もありますので、
歯科医師または歯学部6年生の人は大抵の場合、受験するかと思います。
本題の医学部編入試験では国公立大よりも私立大の方が合格しやすいのか?について、
北里大学と獨協医科大学は倍率は国公立大よりも低いのですが、
その分、数学の勉強も必要になってしまいますので、
それを考えると難易度はあまり変わらないかと思います。
東海大学は英語と小論文だけで受けられるのですが、
倍率は国公立大と変わりないので、難易度もほぼ変わらないと言えるでしょう。
岩手医科大学は歯科医師または歯学部6年生の人にとっては、
国公立医学部編入よりも難易度低く合格できる事が期待できます。
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