結論としては、どの志望科が有利というのはあまり無いように思います。
自分の今までの経歴から一貫性のある内容であれば、
どの志望科でも構わないと思います。
しかし、もちろんですが自由診療である美容外科や脱毛などは言わない方がいいです。
それは常識的に考えればわかる事であるでしょう。
マイナーな志望科を言ったからといって減点される事はほぼないですし、
特に医師数が不足している志望科を言ったからといって、
加点をされるという事もほぼないかと思います。
ただ、それぞれの大学の都道府県で自分の志望する科の現状がどうなのか、
医師数は足りているのか不足をしているのか、
何か現状、医療課題はあるのかどうかについては、しっかりと調べておく必要があると思います。
やはり大学側からすると、
その大学の都道府県に思い入れがあり、この地に残ってくれる人の方を高評価しますので、
しっかりと自分の志望する科の現状を調べたうえで、
どのように貢献できるのかを伝える必要はあるかと思います。
どの診療科であったとしても、何かしらその都道府県で抱えている問題はあると思いますので、
それを今までの自分の経験を用いてどのように解決する事ができるのかを伝える事ができればいいかと思います。
一方で、そもそも特定の志望科を言わない受験生もいます。
特に現大学生で社会人経験がない場合は、
志望する科はあえて言わずに、医学科に入学したい理由を伝える方が自然な流れで伝わりやすい場合もあります。
すでに社会人であり、特定の分野で仕事をしている場合は、
それに沿った志望科を伝える方が一貫性があって伝わりやすいかと思います。
どんな志望科であったとしても、
それを面接官が腑に落ちる形で説明できるかが最も重要で、
それができれば合格に一気に近づくかと思います。
不合格者の受験生のほとんどが志望理由がよく理解できない、
結局何をしたいのかが伝わってこないという原因で落ちていますので、
まずは、明確に何がしたいのかを伝える事が重要であると思います。
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