医学部編入試験に合格できなかったから、
歯学部編入試験を受験して歯学部に入学するという人がいます。
要するに、今の社会人生活が嫌、とにかく何か医療系の資格が欲しい。
まずは医療系の資格のうち一番いいかと思う医学部を受けよう、
それでだめだったから、次にいいと思われる歯学部を受けようという考えなのでしょう。
歯学部編入試験は、医学部編入試験と同様に国公立の場合は2年次からの編入ですが、
私立歯学部の場合は3年次から編入できる大学もあります。
そして、難易度は医学部編入に比べると低いかと思います。
特に私立歯学部への編入であれば、
難易度はさらに下がります。倍率は2~3倍ですので、
複数校を受験すればどこかの大学には入れるかと思います。
受験科目は理科・生命科学と面接のところが多いようで、
試験のために必要な勉強時間も、
医学部編入試験に比べれば少なくて済むかと思います。
歯医者はオワコンである、開業しないと生きていけないと一時期言われてきましたが、
いまだに歯医者は医療従事者の中では高い地位を保っており、
医師と並ぶ高給取りであると思います。
歯医者の数は今後減っていくと推定されており、
それに対して高齢化社会により需要は増えていくと考えられるので、
歯医者は将来性のある職業であるかと思います。
3年次から入る事が出来れば、
4年間で歯医者の資格を取る事ができるので良いのではないかと思います。
私立歯学部の場合は、4年間で学費は2000万円ほどかかってしまいますが、
奨学金を借りればいいですし、歯医者で働き始めれば数年のうちに返済する事も可能でしょう。
生活面で考えると、
歯科医師は当直や夜勤もほぼなくQOL高く仕事できると思いますし、
医療系資格の中では給料もとても高いですので、
魅力的に思う方も多いのかと思います。
4年~5年間も大学に通う必要があるというのがデメリットでありますが、
人によっては悪い選択ではないのかもしれないです。
(ご案内) 医学部編入試験の相談、志望理由書の添削、面接試験対策などを低価格で行っております。
詳しくはサービス案内のページをご覧ください