医学部編入試験に合格したのちに、

将来は美容外科の道に進むという人が最近目立ってきました。

大手の美容クリニックの医師経歴を見ても、

医学部編入試験の出身の人がちらほらといます。

 

 

 

 

これについて、私はあまり良い印象は持っていないです。

世間からの評価もあまり良くはないでしょう。

医学部編入試験の実施の目的に反する内容であるからであると思います。

 

 

 

 

そりゃ非難される事があっても当然であるかとは思います。

編入試験では1大学あたり年間に5~10人しか取らないわけですから、

大学側も少しでも本学にメリットのある人材を取りたいと思うでしょう。

 

 

 

 

面接試験においても

「あなたを入学させる事で本学が得るメリットは何ですか?」という質問は各大学で頻出です。

頻出という事は大学側にとって重視しているポイント。

つまり、大学にメリットのある人材を取りたいという事です。

 

 

 

 

それがいざ入学させてみれば、

将来は都会に出て美容外科医になるのが目標だとした場合、

大学側がガッカリする事は避けられない事であると思います。

 

 

 

 

美容医療も、顔が悪い事で虐められて自殺まで考えていたが、

美容施術を受ける事でコンプレックスが解消されて、

明るい人生を歩む事ができるようになったというケースもあるかと思います。

 

 

 

 

そういう意味では美容外科も立派な医療である事は間違いないとは思いますが、

ほとんどの場合は自己満足の医療であると思います。

別に施術を受けなくても生活上の支障はないにも関わらず、

自己実現により施術を受ける場合がほとんど。

 

 

 

 

医療の発展に貢献しているとは言いにくいかもしれないです。

再受験で一般入試で合格して美容医療の道に進むのは本人の自由だと思いますが、

編入試験で入学してくるのなら、

やっぱり医学の発展に貢献する人材であって欲しいなというのが私の思いです。

 

 

 

 

 

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