医学部編入試験は範囲はあって無いようなもので、
膨大すぎる内容から出題されるので、どう勉強すればいいのか戦略が難しいです。
ただ、一つ言えることとしてはシンプルな教材を使うのが一番いいです。
Essential分子生物学や生化学辞典など変わり種のものを使おうとする人がいますが、
かなり遠回りになる選択であると思います。
生命科学に関しては普通にKALSの教材を使うのが一番効率がいいです。
医学部編入試験は範囲が膨大であるとはいうものの、
各大学で出題される内容は毎年かぶっておりますので、
そのよく出題される内容を主に解説しているKALSの教材が一番効率がいいのです。
Essential分子生物学や生化学辞典は、編入試験で全く出ないような内容も多くあるので、
そういう事を勉強しても時間の無駄ではないですが、コスパが悪いわけです。
脳の容量にも限界があるかと思いますので、
全部を覚えようとすると、各内容の理解や定着が浅くなってしまうかもしれないです。
そして何よりも膨大な時間がかかってしまいます。
Essential分子生物学なんて見ればわかりますが、分厚すぎます。
こんなものを一からやろうとすれば、1年以上は絶対にかかってしまいます。
医学部入ってからの定期試験でも同じですが、
独自の勉強のやり方でやってしまうと留年してしまいますので、
みんながやっていることをみんなより高いレベルでやるという事が一番良いかと思います。
物理化学においても同様です。
大学範囲の物理化学が出題されるとはいうものの、
基本的には高校範囲で構成されていますので、高校範囲を完璧にするだけでもある程度対応できます。
むやみに大学範囲に手を出すのは戦略ミスです。
高校範囲の物理化学を完璧にできるようにして、
大学範囲は編入試験に主に出題される内容だけは解けるようにしておく、これが堅実です。
変に大学範囲の物理化学に手を出している人に限って、
高校範囲の物理化学で点数が取れない人が多いですので、
編入試験でどうすれば点数を取って筆記試験を通過できるのかを考えることが大事ですね。
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