谷川俊太郎 その2
今日はとっても眠いです、
お客さんが置いてった
セブンスターを吸っています。
ハッキリ言って重いです。
ゲホッ!ゲホッ!(´Д`;)-3
変な本屋です。
さてさて今日はきのうにひきつづき
「今日の読書の時間」ですよ。
ながい本は読めなくても
詩ならすぐおわりますから、ね♪
谷川俊太郎さんの詩を紹介します。
この詩はネスカフェのCMで使われていました。
ちょうどこのころ
おいらは本当にひとりでした。
彼氏を作るヒマも無く バイトと学校の往復で。
ただ夢を追いかけていました。
東京で一人暮らしをしていて
貧乏学生だったんで
テレビなんか無くってね~。
このIT時代にラジオ生活ですよ、ラジオ生活。
J-WAVEからCMで流れてきたこの詩を読んで
なんだかおいらもひとりじゃないような
そんな気になりました。
それでは、読んでみてください。
(今日はちょっとラジオDJの気分で♪)
「朝のリレー」 谷川俊太郎
カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
誰かから、誰かへ 朝のリレー。
ね?
なんだか明日も頑張ろうっ(・ω・)/て
そんな気になりません??
それではおいらもそろそろ誰かに朝を送るとします。
おやすみなさい
せかいの どこかの だれか
あなたにも いい夢を