ということではっぴいえんど。

当然リアルタイムじゃないので、「日本語ロックの先駆者」とか「スーパーグループ」っていう事前情報込みで聴いた。



第一印象は、「違和感」だった。

メロディーに対する言葉の乗せ方が。



今では慣れて普通に名曲として聴ける「風をあつめて」も。

違和感ありまくり。

メロディーの切れ目と言葉の切れ目が合っていなくて。

別々に作ったものを無理やり一緒にしたような。


確信犯なのか若いだけなのか。

実験的なのか過渡期ならではなのか。



わからないけど当時も今もそう受け取られる音楽なのでは。

音楽的にははっぴいえんど後の個々のもののほうが遥かに。と思うんだけど。



となんだかネガティブな感じになってしまったけどもちろん好きでして。
それからボックスのライブにはやられました。
当時もだけど今に至ってますます置き場のない音楽だなと。



日本語ラップのひとつと捉えるとやっぱり行き場がなくて。

でも優れたサンプリングミュージックなことは間違いない。


ただ元ネタがあまりにヒップホップ的でないだけで。


単純に、初めて聴いたときは新鮮だったし今のひとが聴いてもきっとそうだろう。

なかでも「冬へと走り出そう」
名曲。



これ聴いたときははっぴいえんど~ティンパンアレーはまだたどり着いてなかった。

そのあたりへの入り口のひとつだったんだなと。

感謝。



忘れ去られてほしくない音楽です。
ルー・バーロウといえばローファイの代名詞みたいなもんで。


ソロやらいろんなユニットやら気ままにバンバン作って垂れ流して。


POPなメロディーは作れるんだけど、絶対に普通には出さない。

音は悪い、アレンジも必ず一癖つける。



ローファイ系の人にたぶん共通してると思う、照れと逃げがあった。

否定してるわけじゃなくてそういうの大好きなんだが。


性分なんだしたぶんずーっとやり続けるんだと思っていたら。



ふいに出たこれ。

1曲目聴いて
ついにルー・バーロウが本気出した!
と思った。


POPなメロディーは変わらず。
でもアレンジは極力シンプルで。
歌は丁寧に歌われ。



結果、SSW好きの方々にもぜひ聴いてもらいたい名盤に。



この後ダイナソー再結成なんかもあり。

なにか心境の変化があったんでしょうか。