以前読んだチョーザレの漫画の中でコロンブスが登場した絡みの同時代に、人類が初めて世界一周の航海を成し遂げたマゼラン隊の生き残りのピガフェッタという人物が残した貴重な手記を読んでいる
古本のサイトを探しても売っておらず、止む無く図書館で借りて来た

航海の始め辺り、今のブラジル北東部で未開の原住民と物々交換をしている
一本の釣り針或いは小刀に対して5,6羽の鶏、櫛1枚に対して鵞鳥が2羽、鏡1面かハサミ1挺に対して10人でも食べ切れないほどの魚、鈴1個か紐1本に対して甘藷(さつま芋)を一籠といった具合であった
また、トランプの王様の札一枚に対して鶏を6羽くれて、しかも我々をうまくだましたものと思い込んでいたと書かれている
トランプを交換した原住民にとっては全くの未知の一片の紙が価値のあるものと判断したのだろう ひょっとすると持ち帰った所の集団から羨望の的になり鶏10羽と替えてほしいという仲間が現れたかもしれないし、反対に不吉なものを持ち帰ったとして殺されてしまったかもしれない
それはともあれ、人は未知のものに対してある価値を或いは値踏みを付けたがる生き物のような気がした
それから500年経った今の仮想通貨とやらも、その時のトランプと本質的には変わらないものの様に思える
はやりのオンラインサロンも未知の?裏話、情報に価値を感じている人間が現にいるのが興味深い
又このサロンの情報を会費の10分の1位で流している有料ブログがあるらしいのも何ともほほえましい
