平成21年1月31日、麻生総理はスイスで開かれたダボス会議で講演しました。

ダボス会議が開幕
http://www.youtube.com/watch?v=jY3nt8c1YpY



ANN New ダボス会議 2009
http://www.youtube.com/watch?v=wUmN1RW7Nqs


まったく日本の首相は何をやっているのでしょうね。


ANN News ダボス会議 2009
http://www.youtube.com/watch?v=VhXAdh--mGQ&feature=related


日本にはリーダーシップがなくて恥ずかしい、といった報道です。


それでは実際の講演がどのようなものだったのか見てみましょう。

ダボス会議における麻生総理大臣特別講演「私の処方箋 ~世界経済復活に向けて~」
http://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2009/01/31davos.html

麻生太郎 2009年1月31日 ダボス会議 1/3
http://www.youtube.com/watch?v=IRx86ulU-vk



麻生太郎 2009年1月31日 ダボス会議 2/3
http://www.youtube.com/watch?v=5Pr22MbhBnI&feature=related



麻生太郎 2009年1月31日 ダボス会議 3/3
http://www.youtube.com/watch?v=06T4NZ1_lGw&feature=related



要約
日本は1929年の大恐慌の教訓を踏まえ、決然と保護主義と闘います。
そのため、私は事業規模で約75兆円(8,400億ドル相当)の景気対策を決断しました。
メコン開発や、インドの鉄道整備を含むデリー・ムンバイ産業大動脈といった広域開発構想に、日本は積極的に参加しています。
日本はパレスチナのガザ地区で農業を教えて平和を実現するために支援しています。
日本は低炭素技術の導入を図る途上国に資金面等でも支援します。


感想
麻生総理は漢字は読めなくても英語で談笑することはできるようです。
大盤振る舞い過ぎて本当に大丈夫なのかという気もしますが、まあ確かにインドは成長が見込めますから結果として利子がついて帰ってくるでしょうね。
銀行が優良企業に投資するのと同じです。
それにしてもオバマ大統領になんて、一体いつ触れたのでしょう。
これはもはや誤報のレベルだと思います。


ちなみに、こんな報道もあったようです。

麻生首相、「ダボス会議」で演説
http://www.youtube.com/watch?v=pd2hH_a6kB4


これならだいぶまともですね。


ちなみに新聞はこのように報道しています。


【麻生首相ぶら下がり詳報】ダボス会議出席「日本の立場をアピールする絶好の機会」(30日夜)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090130/plc0901301833014-n1.htm

”麻生太郎首相は30日夕、スイスのダボスで開催される世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出発する直前、首相官邸で記者団に対し、「日本の立場というものをアピールする絶好の機会だ」と意気込みを語った。”(産経ニュース)


世界のリーダーはよく議論する ダボス会議ドキドキ体験
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT33000012022009&cp=2

”参加者や欧米メディアの反応もよかった。事務局側も、最終日のブラウン英首相の後のいわゆるトリに麻生首相を据え、インタビュー役として日産自動車のカルロス・ゴーン社長まで壇上に上げるなど、かなりいい扱いをしていた。”(読売新聞)


経済観測:ダボス会議の凋落=耳順
http://mainichi.jp/select/biz/subprime/archive/news/2009/02/20090206ddm008070039000c.html

”今年のダボス会議は、世界中から40人もの国家元首や首脳が集まり、きわめて盛会だった。だが、肝心の米新政権から誰も出席せず、主要金融機関の幹部もほとんど姿を見せなかった。これでは、世界金融危機の収拾について何ら指針が得られるはずもない。麻生総理の演説自体は比較的好評だったようだが、しょせんはサイドラインだったといえる。”(毎日新聞)


感想
毎日新聞だけ評価が低いですね。