「キュイン、キュキュイ―ン」
(カリン、助けてーな)
「ま、まさか、うちの名前を呼んだんか? やっぱりタヌキはコノハなんか? そんなぁ……」
カリンが青ざめる。珍しいリアクションだ。というか、本当に単純でわかりやすい。からかいがいがある。
「コノハ……うち……うち……ごめんやで……」
カリンはそう言って踵を返して、怖がりながら階段を降りていった。
(あーあ、行ってもうた。やり過ぎたんか? いや、そんな大したことしてへんでなー)
「なーう」
ゴロゴロとのどを鳴らしながら、アメショが体を擦りつけてくる。
(何や何や、遊んでほしいんか?)
コノハはアメショの顔をペロッと舐めてみた。すると、アメショはゴロゴロのどを鳴らした。
(しゃーないな、遊んだろ)
コノハは少し距離を取って、アメショにお尻を向ける。しっぽを振り振りして、ねこじゃらしを振っている風に見せかける。すると、アメショは気になったようで、体制を低くし、狩りのポーズを構えた。よりいっそう上下左右にしっぽを振ると、アメショが我慢できなくなって飛び出してきた。すると、コノハはしっぽを振りながらアメショに捕まらないように走って逃げる。二匹で追いかけっこを何回も繰り返した。
(カリン、助けてーな)
「ま、まさか、うちの名前を呼んだんか? やっぱりタヌキはコノハなんか? そんなぁ……」
カリンが青ざめる。珍しいリアクションだ。というか、本当に単純でわかりやすい。からかいがいがある。
「コノハ……うち……うち……ごめんやで……」
カリンはそう言って踵を返して、怖がりながら階段を降りていった。
(あーあ、行ってもうた。やり過ぎたんか? いや、そんな大したことしてへんでなー)
「なーう」
ゴロゴロとのどを鳴らしながら、アメショが体を擦りつけてくる。
(何や何や、遊んでほしいんか?)
コノハはアメショの顔をペロッと舐めてみた。すると、アメショはゴロゴロのどを鳴らした。
(しゃーないな、遊んだろ)
コノハは少し距離を取って、アメショにお尻を向ける。しっぽを振り振りして、ねこじゃらしを振っている風に見せかける。すると、アメショは気になったようで、体制を低くし、狩りのポーズを構えた。よりいっそう上下左右にしっぽを振ると、アメショが我慢できなくなって飛び出してきた。すると、コノハはしっぽを振りながらアメショに捕まらないように走って逃げる。二匹で追いかけっこを何回も繰り返した。