「うわぁ! いきなりピンチやん!」
 コノハが焦ると、ウシが「モォー」と気楽そうに鳴いた。
「だんだんわかってきたで。どうもなりたいと思った動物になれるみたいやからなぁ。ほんだら、ここはウシが多いから、ウシになろうかな」
 コノハはウシになるイメージを膨らませた。すると、すぐに変化が始まる。何回か変身して、だんだん変身するスピードが速くなってきた。これはサラも言っていたことだ。
 コノハは両手両足を地面につけて、四つん這いの状態になった。
「はぅぅっ!」
 すると、イキナリ、お尻の所から細長いしっぽが生えた。ニョキニョキと伸びて、動かせるようになる。
「変身のパターンは適当みたいやなぁ」
 足の指がくっついていき、二つに割れた蹄ができる。骨格が変わり、後ろ足になる。後ろ足の指先から上半身に向かって、肌の色が徐々に白と黒のまだら模様になっていく。ウシ模様の浸食がおへそのあたりまできたところで、乳首がグングン伸びる。
「ああぁぁぁ……」
 コノハは乳首が伸びるのに感じてしまった。