お久しぶりの日記になりました。
こんにちは。心を緩めるお手伝いしますカウンセラーの山本真紀です。前に書いたブログから6年以上も経ってしまいました。最後に書いたのは父の手術の日でした。その後のこと少し書こうと思います。父のガンは肝門部胆管ガンのステージ4。ガンの摘出手術は13時間以上かかり、朝の9時に手術室に自分の足で入って行って、対面できたのは夜中の1時。手術直後の父は真っ白で生きてる?と疑うほどでした。そして術後の父は廃人のようになってしまいました。会話もろくにできなくなりました。ずっとぼーっとしていて、生きてるけど死んじゃった。という感覚でした。手術する前に手術終わって元気になったら〇〇行こう!って元気に言ってたのに叶わなかったです。でもその前にたくさん出かけたり旅行もしたので、その点は元気なうちに行っていて良かったなと思います。退院後は入退院と何度も何度も繰り返し、おととしの3月末に2年半の闘病の末にお家で亡くなりました。いつ亡くなってもおかしくないという状態で、家に帰ってきた父でしたが、ちょっと正気を取り戻した感じで、前のお父さんになってる!とちょっと嬉しかったのを覚えています。在宅看護の看護師さんやお医者さんにはとてもお世話になりました。いつも思うけど、看護師さんってほんまに天使やなと思います。そして、ケアマネさんにも感謝です。ずいぶんお世話になりました。兄弟でも父をみました。家に帰って3週間後で亡くなってしまいましたが、家に戻れたことはとても良かったなと思います。人の亡くなり方って人それぞれで、送り方もいろいろだと思います。私は送った方として、後悔なく送れたことに私自身がとても救われた気がします。人生いろいろありますが、毎日大事に穏やかに過ごせるよう、自分の機嫌は自分でとって、ぼちぼちといきたいなと思います。お読みいただいてありがとうございました。