Trapeang Sangkae Community Based Ecotourism-Kampot
【歴史】
先週、大学院のフィールドスタディで、漁業に依存するコミュニティを訪れました。そこで、マングローブ林の保全とエコツーリズムを通じた持続可能な開発に取り組む彼らの姿を見学しました。コミュニティの人々は、マングローブの木を植えて育て、その根が海岸線を守るようにしています。マングローブ林は、魚介類の繁殖場としても重要な役割を果たしており、豊かな生物多様性を支えています。
【活動】
実際に、私たちもマングローブの植樹活動に参加しました。苗木を泥の中に植え、水やりをする作業は、想像以上に大変でしたが、地域の人々と協力して自然環境を守っているという達成感がありました。
※マングローブ植林様子
コミュニティ会長のお話によると、彼らの活動の主な目標は、失われたマングローブ林を復元し、漁業に頼る人々の生活を守ること、そして移民を阻止することだそうです。エコツーリズムは、これらの目標を達成するための重要な手段の一つです。観光客から得た収益は、コミュニティ全体で分配され、生活環境の改善や教育などに役立てられています。
ゲストハウスに宿泊することも可能で、一泊12ドルで2~4人泊まれます。朝食は2ドル追加で提供されます。マングローブ林の保全とエコツーリズムを組み合わせた、このコミュニティの取り組みは、持続可能な開発のモデルとして大変興味深いものでした。
【感想】
マングローブ林の植樹活動に参加してみて、自然環境を守ることの大切さを改めて実感しました。また、コミュニティの人々との交流を通して、彼らの温かい人柄と強い意志を感じることができました。今回のフィールドスタディは、私にとって貴重な経験となりました。今後も、マングローブ林の保全活動やエコツーリズムに関する学びを深めていきたいと思っています。
【参考】
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