彼女を再びベッドに戻した。彼女は立位が気に入ったらしく継続を求めたが。僕の体力が持たない。

彼女に嫌われてやろうと思い意地悪を試みた。

一眼ミラーレスカメラを取り出して見せた。彼女に見せつける。

「写真撮るの」と不安そうに言う。

「ブリッジして。撮影させて」と脅した。見つめ合いしばらく沈黙が続いた。

「綺麗に撮ってね!」僕はガクッとなり

「普通は嫌がるだろう」と極めて真っ当な意見を言った。

「だって、あなたの世界観って楽しみだもん。あなたから見た、あたしを見せて欲しい」

彼女は堂々とブリッジの体勢を取って見せた。

「仕方がないなあ」僕は大型のストロボをつけてドアップ写真を撮って見せた。

「ねえ見せて見せて」好奇心に変わった彼女の心に火が付いた。見せてあげると「綺麗、自分じゃ見れないもんね」と言い出した。

色々なエロい部分を突き出し始めた。「撮って!、これも撮って」言われるがままに高解像度で撮影していく。撮影しながら「僕の事を信用できるの?」と聞いてみた。

「あなた、今もあたしのことを心配したり、気づかいながら撮影して喜びを増やしてくれてるじゃない」と言い返される。

「お見通しなの?」

「そうよ、だから誘ったのよ。さっ楽しませて!ね!」

画像を見ながら「あたしが知らない、あたしだ」と言ってはしゃぎだした。

お互いに子供だな。そしてお互いに悪だな。煌びやかな都には闇がある。地方にはいないタイプの女たちが多い。価値観の多様性だ。