先週はなにがあったの?どうしてそれは起こったの?貴方は、どう思う?
それに応えるヒントの一欠片【内定への政経ニュース】!

おはようございます。本日は、2014年2月24日月曜日です。
土曜日はスクーリング(試験)と献血(102回目)!
日曜日は美容院と図書館からのお昼寝で休日を満喫していたら、
寝たことで行けなくなった駅で殺人未遂事件発生とか。
幸い死者は出なかったようですが、巻き込まれ怪我を負い、恐怖を覚えた方達が元気になりますようお祈り致します。

さて、そんな今回のニュースは、以下の3つです。
政治 埼玉県知事と秩父市長、積雪孤立地区を視察
経済 消費税増税まであと1ヶ月!
国際 ウクライナの大統領権限、議会議長へ!?

政治 まだ孤立している集落あり
 22日、上田知事は、記録的大雪の被害状況を把握するため、大雪後初めて秩父市などを訪れた。
 横瀬町の観光イチゴ園や、秩父市大滝地区の除雪作業などを視察し、秩父市歴史文化伝承館の災害対策本部にて、職員らに「被害について、補正予算などで対応したい。大変なことも多いと思うが、頑張ってください」と激励した。
 23日には、久喜市長が積雪後初めて現地を視察した。
 14日から降った1メートル近い積雪で道路が通れなくなり、
1週間以上たった今も2つの地区で、22世帯32人が孤立した状態が続いている。

経済 公共料金、日用品も値上がりするけど、買いだめは難しい
 4月1日より消費税が5%から8%になるのを受けて、コートや白物家電などの買い込みが増えている。
 しかし、今焦って買っても、モデルチェンジの早いパソコンやテレビは、4月意向に駆け込み消費の反動で需要が落ち込み、
価格が下がる可能性がある。住宅ローン減税の拡充や自動車取得税の軽減措置もあるので、買うのは本当に必要な物だけにしたい。
 大量に買いだめしてしまったら、保管場所も必要になる。冷凍庫に詰め込めば、その分の電気代もかかるので、よく考えたい。

国際 議長は、25日までに暫定政府の樹立で合意するよう要請
 23日、ウクライナ最高会議(議会)は、ヤヌコビッチ大統領の権限を、トゥルチノフ議会議長に暫定的に移すことを決めた。
野党主導の議会はヤヌコビッチ政権の閣僚を次々に解任した。
 地域党の議会会派は同日、首都でデモ隊数十人が治安部隊との衝突で死亡したのは大統領らの責任だと非難する声明を発表。
 解任を決議されたヤヌコビッチ大統領は22日夜、東部ドネツクの空港で、チャーター機の出国が認められなかった。
同じく解任されたザハルチェンコ内相、プションカ検事総長も出国できなかった。
議会から解任された政権首脳・高官は一斉に出国を図ったとみられている。




 【参考メルマガ・新聞】
政治 埼玉・秩父市長 孤立地区視察
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140223/k10015464461000.html
2月23日 19時05分 NHK
埼玉県秩父市の久喜邦康市長は、孤立した状態が続く地区を上空からヘリコプターで訪れ、被害状況などを視察しました。

秩父市は、今月14から降った1メートル近い積雪で道路が通れなくなり、1週間以上たった今も2つの地区で、22世帯32人が孤立した状態が続いています。
久喜邦康市長は、住民の安否や被害状況を確認しようと、23日県の防災ヘリコプターで、積雪後、初めて現地を訪れ視察しました。
このうち大滝地区の中津川地区では、久喜市長は臨時のヘリポートで降り、地区を歩いて回り住民と面会し、「不便をかけて申し訳ありません。全力で除雪を頑張るので、皆さんも健康に十分注意して、もう少しだけ頑張ってください」と激励しました。
中津川地区では、電気や水などのライフラインは無事で、自衛隊の支援によって、食料や灯油などの物資も行き渡っているということで、住民の人たちは比較的、元気な様子ですが、一日も早い道路の開通を要望していたということです。
久喜市長は、「対策本部に寄せられる写真などとは違い、実際に現地を見て住民に会って、大変な様子がよく分かった。一刻も早い除雪を進め、テレビの復旧も急ぎたい」と話していました。

政治 知事「危機管理の反省材料に」…自衛隊派遣拒否
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140222-OYT1T01032.htm
2014年2月23日11時28分 読売新聞
 15日まで続いた大雪で多数の集落が孤立するなどの被害が出た埼玉県秩父地域に22日、上田清司知事が初めて視察に訪れた。

 同県秩父市の自衛隊派遣要請を県が拒否した問題について、上田知事は「十分な説明や伝達ができずに迷惑をおかけした。危機管理の大きな反省材料にする」と語ったが、「(自衛隊派遣が)遅れたとは思っていない」と強調した。

 上田知事は同日午前、秩父市役所の市災害対策本部で市職員らを激励した後、久喜邦康市長と非公開で会談した。

 会談後に報道陣の取材に応じた上田知事は、県危機管理防災部と、同市の派遣要請や被害状況に関する情報共有について、「意思疎通の悪さがあった。市長や市民に心配をかけて重く受け止めている。思いやりが足りなかった」と述べた。

 一方、県の自衛隊派遣要請や、孤立した人や立ち往生した車の救出などについて、上田知事は「遅れたという話ではない。不都合があったという話は一つもない」と語った。これに関し、久喜市長は「拒否とか断られたという問題ではない」と述べた。両者ともコメントの一部は、用意していた文書を読み上げるかたちで回答した。

 久喜市長は21日、読売新聞の取材に対し、県幹部への自衛隊派遣要請について「市内は孤立している。人命に関わることで除雪目的ではないと伝えた」と説明した。さらに、「県が司令塔となって一緒に対応することが必要だった。結果的に自衛隊に派遣を要請しており、もっと早い対応ができたのではないか」と指摘していた。

 ただ、上田知事の見解には異論もある。秩父市の男性(55)は「県が早く自衛隊を要請していれば、孤立する人も少なかったのではないか。もっと違う対応ができた」と憤る。

 上田知事は22日、孤立世帯が残る同市大滝地区や、農業被害の大きい横瀬町なども視察。1週間経過後の訪問となったことについて、「現地で対策を取っている方の迷惑になってはいけない。交通手段にも課題があった」と釈明した。

除雪の手、県内外から 秩父にボランティア続々
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140223/CK2014022302000134.html
2014年2月23日 東京新聞
 記録的な大雪の後、初めての週末となった二十二日、秩父市では県内外から大勢の雪かきボランティアが駆け付け、活動した。市内は幹線道路の除雪が進んだ一方、除雪車の来ない生活道路や担い手のいない過疎地域では、人海戦術に頼るしかなく、遅れている。地元では「一人でも多くの人が来てくれるとありがたい」とボランティアに期待している。 (谷岡聖史)

 市内でも特に積雪が多かった山あいの大滝地区。ボランティア十人が、民家の前に積もった約一二〇センチの雪をスコップで切り崩し、近くの空き地に次々と運んでいった。この家の原志げこさん(87)は病弱な次男と二人暮らし。「自分じゃ雪かきなんてとてもできねえ。来てくれて本当にありがてえや」と喜んでいた。

 市中心部でも、狭い路地などは大量の雪が残っている。同市野坂町一のデイサービス「寄り合いハウスたんぽぽ」は、長さ四十メートル、幅二メートルの玄関前の坂道が一メートル近い雪で埋まったままだった。

 「二十四日に再開予定だったが、人手がないので裏口の階段から利用者の車いすを持ち上げるしかなかった」と職員の女性(70)。この日、若いボランティア六人が集まると、二時間ほどで通り道が完成した。「あっという間で驚いた。こんなに助かることはない」と感謝していた。

    ◇
 秩父市社会福祉協議会は、十八日に市災害ボランティアセンターを設置。十九~二十一日の三日間で計八十一人が参加し、初の土曜日となった二十二日は、百九十五人が集まった。県内からの参加者が中心だが、千葉県や東京都から来る人もいるという。

 東日本大震災など、他の被災地のボランティア経験者も目立った。所沢市の自営業男性(61)は三年前、故郷の岩手県釜石市に九州など遠方から集まった人の姿を見て「自分もやってみよう」と決断。二年前に竜巻に襲われた茨城県つくば市などで活動してきた。

 仙台市でがれき撤去に取り組んだ横瀬町の会社員浜田友明さん(31)も「今回は地元の力になりたい」と仕事を休んで参加。越谷市社会福祉協議会職員の斎藤知之さん(46)は「昨年九月の竜巻の際に助けてもらった恩返しを」と個人として汗を流していた。

    ◇
 ボランティアの当日受け付けは午前九時~正午、秩父市野坂町一の社会福祉協議会で。事前受け付けは午後五時まで。スコップや防寒具、昼食は持参。問い合わせは同協議会=電0494(22)1514=へ。

◆知事が秩父など視察「被害、補正予算で対応」
 記録的大雪の被害状況を把握するため、上田清司知事は二十二日、秩父市などを訪れた。知事の現地入りは大雪後初めて。
 上田知事は、横瀬町の観光イチゴ園や、秩父市大滝地区の除雪作業などを視察。秩父市歴史文化伝承館の災害対策本部では、職員らに「被害について、補正予算などで対応したい。大変なことも多いと思うが、頑張ってください」と激励した。
 久喜邦康秩父市長と面会後、取材に応じた上田知事は、自衛隊の出動要請が市長の求めから二日遅れたことに「十分な説明が伝わらず、意思の疎通を欠いたことに反省の思いを伝えた」という。
 また、現地入りが一週間後になったことは「現地の対応に迷惑をかけないように自重していた」と説明した。 (羽物一隆)

◆孤立集落4地区に
 大雪で孤立状態となっている県内の集落は、二十二日午後六時現在、秩父市の大滝と浦山地区(計三十二人)、小鹿野町の倉尾2区と両神13区(計八人)の計四地区となった。 (上田融)


経済 消費増税で指針見直し=「下請けいじめ」に対処-経産省
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014022200232
2014/02/22-15:01 時事ドットコム
 経済産業省は、4月の消費税増税に備え、業種別に定めている下請け取引の適正化に関するガイドラインを改定する方針を固めた。新たに中小企業が増税分を転嫁するための対策を盛り込み、企業が仕入れ先の中小企業に対して合理的な理由なく増税分の上乗せを拒む「買いたたき」など、問題となる具体例を明示する。増税に便乗した「下請けいじめ」への取り締まりを徹底するのが狙い。
 下請けガイドラインを策定しているのは16業種。経産省は自動車や繊維、情報サービス、鉄鋼など13業種を所管する。うち自動車は既に改定済みで、2月末に12業種を一斉に見直す。

<くらしが変わる 消費税8%> 賢い買い物の心得
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2014022202000165.html
2014年2月22日 東京新聞
 消費税の8%への引き上げが四月一日に迫っている。今後、家電など耐久財の買い替えや駆け込み消費はピークを迎え、小売り各社の競争は過熱しそうだ。本当に必要な物を見極め、かえって無駄遣いにならないようにしたい。 (発知恵理子)

 横浜市の六十代の夫婦は先日、二十年以上使った冷蔵庫を買い替えた。価格は約十四万円。「消費税増税がきっかけ。金額が大きいので、少しでも負担を減らしたかった」と話す。

 冷蔵庫や洗濯機などの白物家電は、製品の寿命が長く、値崩れしにくいといわれる。購入は増税前が有利とされ、実際に売れ行きは好調だ。日本電機工業会が発表した昨年の白物家電の国内出荷額は、二兆二千八百億円余と過去十年で最高。メーカー各社は増産態勢に入っている。
 電通総研の袖川芳之研究主幹は、「駆け込み消費への意識は、税率5%になった一九九七年の時よりも高い。購入を検討していた人たちが背中を押されている」と話す。
 他にも、高額で割引の少ない宝飾品やブランド品、四月以降も使える電車やバスの通勤定期券、映画やコンサート、遊園地のチケット、雑誌の年間購読などは、三月中の購入や契約が良いという。食品や雑貨なども含め、「駆け込み消費は三月二十一日からの三連休と、最後の土日となる同二十九、三十日がピークになる」と予測する。

 だが、焦って買うと損をしたり、増税後の方がお得だったりする場合も。モデルチェンジの早いパソコンやテレビは、駆け込み消費の反動で需要が落ち込み、価格が下がる可能性がある。四月からは、住宅ローン減税の拡充や自動車取得税の軽減措置もある。
 「増税直後は分かっていてもショックを受け、節約志向が強まる。慣れるまでの一、二カ月間はモノが売れないので、増税前以上のセールもあり得る」と袖川さん。店側は反動減を避けようと、季節限定の魅力的な新商品を出したり、キャンペーンを展開したりするかもしれない。
 大量に買いだめしてしまったら、保管場所も必要だ。冷凍庫に詰め込めば、その分の電気代もかかる。「普段、鍛えた『値頃感』で見極める。本当に必要な物を、一つ二つ余計に買うくらいが一番、賢いと思う」と話した。
 「基本的に、駆け込みで買っておいた方がいいものはない」と言い切るのは、ファイナンシャルプランナーの八ツ井慶子さん。「増税が呼び水となり、余計な物まで買ったり、まとめ買いで消費量が増えたりしては意味がない」と、無駄遣いに警鐘を鳴らす。
 強いて挙げるなら「シャンプーとリンスの詰め替えなど、生活必需品を前倒しで買うくらい」。来年十月に予定される消費税10%への引き上げも踏まえ、「目先の買い物より、今後を見据えて家計を引き締め、管理する方がよほど大切です」と話していた。

消費税増税間近
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201402224884.html
2014年02月22日(土) 愛媛新聞ONLINE
 「値上げ前にワイシャツの回数券いかがですか」。なじみのクリーニング店で勧められた。「料金は外税に変わります」との説明も。消費税率の引き上げまで、1カ月余り。ひしひしと実感がわいてきた▲
 増税に伴い、電気代や電話代などの公共料金も軒並みアップする。とりわけ電気代は、増税分に燃料価格の変動要素が加わる。原発に代わる再生可能エネルギーの買い取り費用上乗せにも「忍」の一字。ただ、節電しか自衛手段がないのがはがゆい▲
 節約策の買いだめなど、増税前の駆け込み需要は3兆円規模に膨らむという。かくいうわが家も、住宅の化粧直しになけなしの貯金をはたいた。工費上昇に職人難。「やるなら今でしょ」のセールストークにも乗せられた▲
 日用品は増税額が知れている。防災グッズなどはそろえ時か。酒類のまとめ買いも増えよう。だが、あればあったで飲み過ぎるのが人情。ピークは来月。業界の宣伝に踊らされないことが肝要だ▲
 価格表示を「税込み」から「税抜き」に変える店も出始めた。昨年10月施行の消費税転嫁法で、税抜き表示が認められている。高値感をいかに和らげるかに、売り手側は知恵をしぼる▲
 消費者側は安い価格を歓迎する。が、少し思いをめぐらせよう。本体価格を安く抑えるため、増税分の価格転嫁を拒む下請けいじめが増える恐れもある。そんな企業姿勢への厳しい目も持ち合わせたい。賢い消費者なら当然に。

消費税増税にらみ集客策あれこれ 県内小売業界
http://www.nnn.co.jp/news/140223/20140223006.html
2014年2月23日日本海新聞
 4月の消費税率引き上げを控え、全国的に住宅や自動車、高額商品の駆け込み需要が高まっている。鳥取県内の小売業界でも店舗のリニューアルや新規出店で消費者にインパクトを与えるなど、あの手この手で増税後の反動に備えようという動きが加速している。消費動向は今後の経済の動きに左右されるが、県内ではまだ景気回復の実感に乏しいのが実情。年度替わりを迎える3月需要を逃さず、消費者を取り込もうと策を練っている。

国際 ウクライナ政権が崩壊 大統領権限、暫定的に議会議長へ
http://www.47news.jp/news/2014/02/post_20140223155757.html
2014/02/23 23:02 【共同通信】47NEWS
 【キエフ共同】ウクライナ最高会議(議会)は23日、ヤヌコビッチ大統領の権限を、野党側から選出されたトゥルチノフ議会議長に暫定的に移すことを決めた。議長は議会の各党に対し、25日までに暫定政府の樹立で合意するよう要請した。野党主導の議会はヤヌコビッチ政権の閣僚を次々に解任。与党、地域党からは数十人の離党者が出て連立を組んでも過半数を維持できない状態に陥り、ヤヌコビッチ政権は崩壊した。

 地域党の議会会派は23日、首都でデモ隊数十人が治安部隊との衝突で死亡したのは大統領らの責任だと非難する声明を発表。大統領は自身が事実上率いた与党から見限られた。

議長が大統領代行=ヤヌコビッチ氏の出国認めず-政権崩壊状態・ウクライナ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014022300277
2014/02/23-22:03 時時ドットコム
 【モスクワ時事】ウクライナ最高会議(議会)は23日、野党指導者のトゥルチノフ議長を大統領代行に選出した。議長はティモシェンコ元首相率いる野党「祖国」幹部。また、与党・地域党は、80人以上の死者を出した衝突の責任はヤヌコビッチ大統領にあると強調した。事実上の絶縁宣言で、政権崩壊との見方が広がっている。
 報道によると、議会に解任を決議されたヤヌコビッチ大統領は22日夜、東部ドネツクの空港で、チャーター機の出国が認められなかった。これより先、大統領は滞在先の東部ハリコフで地元テレビを通じ辞任する意向はないと言い切っていた。議会に解任されたザハルチェンコ内相、プションカ検事総長も出国できなかったとされ、政権首脳・高官が一斉に出国を図ったもようだ。
 一方、ハリコフで釈放されたティモシェンコ元首相は22日夜、首都キエフの反政権デモの拠点「独立広場」に到着。「私は政治家に戻った」と宣言した。その上で「デモ隊の要求を全て実現することを保証する」と述べた。

ウクライナ大統領、出国に失敗か
http://www.afpbb.com/articles/-/3009147
2014年02月23日 11:36 AFPBB News発信地:キエフ/ウクライナ
【2月23日 AFP】ウクライナの国境警備当局によると、同国のビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領の側近が22日、国境警備員に賄賂を渡して大統領の国外脱出を認めるよう要求していたことが明らかになった。しかし出国は認められず、大統領は国内にとどまっているとみられる。

 当局の報道官はAFPに対し、「ドネツク(Donetsk)の空港を離陸しようとしていた自家用機は、(出国に)必要な書類を携帯していなかった。当局の職員らが書類を確認しようとしたところ武装した複数の人物に、金を渡すから急いで離陸させろと要求された」と説明した。「その後、装甲車が2台到着し、大統領を乗せて走り去った」という。職員らは、自家用機の行き先についても報告を受けていなかった。

 ただし、報道官の発言の真偽について、現在のところ裏付けは取れていない。

 一方、国内ではテレビで、大統領が「国外に出ることはない。私は合法的に選出された大統領であり、辞任する考えはない」と述べる様子が放送された。22日にウクライナ東部で撮影した映像とされている。

 新たに選出されたアレクサンドル・トゥルチノフ(Oleksandr Turchynov)最高会議(国会)議長は、大統領はロシアに逃亡しようとしたが失敗し、ドネツクに「隠れている」との見方を示した。

 国会は22日、反政権デモ隊の多くが警官に射殺されたことなどを受け、大統領の解任を決議している。(c)AFP