皆様、こんばんは。
本日は2012年5月22日火曜日です。

・・・ぎっりぎり火曜日です。
公開時には、24時を回っている可能性の方が高いですが、5/22の記事です。


申し訳ありません。
ビブリオバトルとまち塾のことを書くと言いながら、
今回の記事でご紹介させて頂くのは「国立国会図書館の博士論文等ネット公開へ 」と「念じることでロボットアームが動かせます 」の2件です。


知的財産を共有し、いろんな空想をして、妄想にして提案にして、実験を重ねて、やがてはだれかの役に立てたら、最高だね。



【参照記事】
国立国会図書館、博士論文約1万5,000点、図書や古典籍約5万3,000点をインターネット公開へ
http://japan.internet.com/busnews/20120521/6.html
japan.internet.com 編集部
国立国会図書館は2012年5月15日、デジタル化した博士論文のうち、著者から許諾を得た約1万5,000点をインターネットで公開する、と発表した。また5月28日からは、図書や古典籍約5万3,000点をインターネットで公開する予定。

インターネットで公開された博士論文は、同館のホームページの「近代デジタルライブラリー」のぺージから閲覧できる。同ページでは、論文のキーワードやタイトル、著者名、出版年月日、テーマなどで検索が可能。

国立国会図書館、博士論文約1万5,000点、図書や古典籍約5万3,000点をインターネット公開へ

同館は今後、これまで同館施設内のみで提供していたデジタル化資料のうち、2011年に著作権保護期間が満了したり、著作権者の許諾が得られたりした図書や古典籍約5万3,000点をインターネットで公開する予定。

今回の追加公開により、同館が提供するデジタル化資料の総数は200万点を超え、そのうちインターネットから利用できる資料は約40万点となった。


念じるだけでロボットアーム操作、全身まひ女性がコーヒー飲む
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2878335/8952623
2012年05月17日 15:05 発信地:パリ/フランス AFPBB News

【5月17日 AFP】米科学者らが開発した思考のみでコントロールするロボットアームを使って、全身まひの女性がボトル入りコーヒーを飲む実験に成功した。開発が進めば将来、全身まひ患者が再び自立した生活を送れるようになるかもしれない。

 16日の米科学誌ネイチャー(Nature)に発表された研究によると、歴史的瞬間が生まれたのは2011年4月12日。14年前に脳卒中で全身まひとなり話すこともできなくなったキャシー・ハッチンソン(Cathy Hutchinson)さん(58)が、頭の中で念じるだけでロボットアームを動かし、机の上のコーヒーのボトルをつかんで持ち上げ、口元へ運んでストローで飲むことに成功したという。

 神経学者のリー・ホークバーグ(Leigh Hochberg)氏は電話記者会見で「彼女にとっては、自分だけの意思で物を持ち上げたのは15年近くぶり。成功した瞬間の笑顔は、研究チーム全員にとって決して忘れられないものとなった」と語った。

 ロボット機器を脳で操作して物をつかむ臨床実験で、論文が審査を通過したのは今回が初。

 実験は「ブレーンゲート(BrainGate)」と呼ばれる最先端のブレーンマシン・インターフェース(BMI、脳介機装置)を使って行われた。神経科学者のジョン・ドノヒュー(John Donoghue)氏によるとこれは、患者の脳の運動皮質に小さな電極を埋め込み、読み取ったニューロンの電気信号をコンピューターで解析して、ロボットアームの動きへと変換する。

 研究は米退役軍人省、米ブラウン大学(Brown University)、米マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)、米ハーバード大学医学部(Harvard Medical School)、ドイツ航空宇宙研究センター(German Aerospace Centre、DLR)の協力のもと進められており、6年前には初期段階として、全身まひ患者が思考によってコンピューター画面上のカーソルを動かす実験に成功していた。

 今後はロボットアームを改良し、より複雑な作業をもっとスムーズに行えるようにする予定だ。ドノヒュー氏によると最終的には、患者の脳とまひした手足を直接つなげて再び動かせるようにしたり、義肢を脳で動かせるようにしたりして、誰にもBMIの使用を気付かれずに自然な生活が送れるようにすることを目指しているという。(c)AFP/Mariette le Roux