Fateの遠坂凛の
世界なんてとっくに私のものじゃない
は名言。




世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)/歌野 晶午
¥780
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世界の終わり、あるいは始まり

タイトルが気に入って、手にとって、パラパラ捲って、借りた本。

歌野晶午 …うたの は読めるけど、しょうご は初見じゃ思い当たらない名だな…が作者の方。



名探偵の掟 (講談社文庫)/東野 圭吾
¥620
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最近やってる東野圭吾 原作のドラマ『名探偵の掟』や、
何度も読み返す気になる作家No.1の恩田陸 さんの小説みたく
「閉じていない話」は、面白い。


事実が提示され、
自身の根本となるキャラクターが明らかにされた状態で
「これから」と「結末」をどのようにして最上のものにするかを模索する


竜騎士07 さんの『ひぐらしのなく頃に 』に通ずるものがある。

もっとも、ひぐらし・うみねこは「ゲーム」としての個体からすら終結していない点で、どの本やゲームより尊い。
東野圭吾さんの『誰が』や『どちらかが』も限りなく近しいが、「場所」を用意した点で一歩差がある。

それが直接的に優劣となるわけじゃないけどね。

「趣味」として「読書」や「ゲーム」を行うと「閉じられて」しまう。
いくら思考を羽ばたかせて、「外」に発信しようと…応えは返ってこない。

だけど、竜騎士07さんのサイトには「板(スレッド)」がある。そこでは、1人がただ述べるだけじゃなく、議論を交わす場がある。
これから、こういう「開かれた」作品が増えるといいな。

個人の板や2chだと…mixiのコミュですら荒れる可能性が高いけど、
竜騎士07さんの作品が好きな人が、
会員制(メアドとHNの登録のみ)で話し合える場がある。
これはすごい。


話が竜騎士07さんの方にそれた。

この『世界の終わり、あるいは始まり』は、結局結論が見えない。
消化不良を起こす人もいると思うけど、現実に置き換えたら、こちらの方が有り得る話だ。

カッコつけたいし、自分がかわいい。
作品の中ですら、最良を求めて頭を抱えるんだ。
現実に起こったら、更に、だろう。

それが胸にストンと落ちて、心地いい。



願わくば、家族・友人・親戚が犯罪を起こさず、巻き込まれず
私自身も起こしてしまわないように


いくら世界を、社会を良くしたいと望んだって、

今日も明日も

…誰かが殺され
誰かに傷つけられ
意図なく殺してしまう者もいて
傷つけるのをやめられない者がいる

楽観的な人に罪なくとも、悪化を防ぐことを放棄しているように見えてしまい

誤解は止まらず
全てから共感を得ることなく


大好きな人から愛されることはなく

苛立ちが蓄積されていくのだから。



ただただ、自分の「シアワセ」を享受してもいいでしょう?

と笑うことができる。



…と、ここまで書いていて、享受しきれない自分が顔を出す。

ま、悪人にも善人にもなれないよね。


とにかく、子どもが生まれたら
こちらから殺すな
というのと
いじめとかで追い詰められた時、1人で解決しようとするな
とだけ言いましょうかね。

…私の子なら、空気読めずに人を傷つける発言はすると思うので、
「迷惑かけるな」「人を傷つけるな」とは言いません。

こちらから手を汚さねば、
どんな状態でも生きられるだけの言葉と愛情を注ぎ、あとは任せる!

っていう育て方がしたいものです。

言うほど簡単じゃないだろーけどf( ̄― ̄)



この本の主人公には、
「御愁傷様でした」とだけ言って、
フィクションにホッとして、
反面教師にさせてもらうということで…
この話はおしまい。