1つの時計(1つの技術発展)が止まっても、時間(全体の技術発展)は止まらない。
時計の針が反対に回れば(兵器がなくなれば)と思うものはいるが、少数者である。
それは何故か?
技術の発展か、衰退かの二者しか思考できないからだ。
しかし、東洋のガラパゴスと呼ばれる進化を遂げた日本は、「戦争」という概念も「効率的兵器」の発展を無視したまま、3世紀以上過ごした。
その間に衰退したか?否。他の多くのこと(和算、絵、農業)に発展が見られた。
その進み(スピード)は牛歩のごとし、されど革命のように、民に大きなショックを与えることなく発展できた。
◇閑話◇
日本人が勤勉な民族?
それは黒船以降の話
オランダ・清(中国)・朝鮮と(政府のみが)交流していた日本。
のんびりシエスタ、家庭料理はデリバリー
鍵のない家に住み
水は綺麗で、生魚も食べられる
そんな生活をしていたんだよ?
ニートだって生まれるわそりゃ
家に畑があって(もしくは家庭内に仕事場があって)、それのみで食べていけるなら…皆すぐにそんな昔の生活に馴染むわね。きっと
勤勉な国民…と言い出したのは、そんな社員を使いたかったお偉いさん
自給自足が、自分で考えるのがイヤになった人間が、その誰かの言葉に自分を投げ出したってだけ
◇閑話終了◇
ちなみに今日の本題は軍縮についてです。
銃と原爆は違う。
‐そりゃそうだ。
原爆と原発は違う。
‐ええ、そうです。
ここに登場させるべき哲学的価値は
「美」
刀での戦いは美しい
原子力・放射能による遺伝子への影響は醜い
あんな死体、人間じゃない。
あんな死体を作り出す「戦い」は、どんなお題目を借りようとも、正義には成り得ない。
戦う技術よりも、
民間人を一人も傷つけることなしに戦いをやめさせる技術の発展を
日本にはそれを行う力がある
考えよう?
原発を必要としないエネルギー政策を
テロを起こさせない、大量破壊兵器のいらない世界づくりを
参考資料
- 鉄砲を捨てた日本人―日本史に学ぶ軍縮 (中公文庫)/ノエル ペリン
- (1991) 川勝平太訳 ¥620 Amazon.co.jp
- 核に蝕まれる地球 (岩波フォト・ドキュメンタリー 世界の戦場から)/森住 卓
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
中部大学人文学部コミュニケーション学科講義「メディア・テクノロジー」
-追加-
尚、あくまでも美しいのは、双方に戦いの意志があり、技術に磨きをかけたものどうしのみの戦いです!
片方の力が強い場合は、弱いものが挑む場合のみ美しい。
強きものがやる気のない弱きものを圧倒的な強さで倒すのは美しくない。
殺しの美学ではなく、戦いの美学