2005March17
高野和明氏作の『13階段』を読みました。

死刑を執行する=殺人を起こさなければならないのは、罪の全くない『刑務官』

『死刑執行起案書』の最後に印を押す=死刑執行を指示するのは、法務行政全般に関して、知識もなければ見解もない『法務大臣』
執行命令が大臣の職務として法律に規定されているくせに、きちんとした『死刑及び罰則制度改正案』さえまともに出せぬまま、
「こんなのやりたくないよ~」と、注射を嫌がり泣きわめきあばれまわるこどものように職務放棄する。

もっとまともな『法務大臣』がいれば…いいえ、それ以外の『大臣』も…。

真の『エリート』とは、人の命の重さを背負える人のこと。


その保証され尽され、国民の血税が『エリート』に支払われるのは、その命…責任重さゆえ…
なのに…『権力』という座にあぐらをかき、責任を放棄するガキばかりがこの国にはいっぱいいる…。
ごく少数の『マトモ』な人は、やっかみ・ねたみ・そねみという個人的感情により、かやの外に追い出される。

また、そういうトップを選ぶ…もしくは放棄する『国民たち』


幼い頃は大人になれば、いろんなものが見え、また変えていけると、純粋に信じていた。
けれど…成長して…世の中が見えるようになって思うのは
『呆れ‐成長しきれていないオトナにたいして』
『怒り‐ヒトは進化してきたんじゃなかったのか?
逆に退化して見える』
『悲しみ‐これから背負わざるを得ない日本の借金と過去の重み』

また…同時に、
小生の努力・能力不足
無力感を味わった

どうすればいいのかな?


>今はいろんなことを 

 本、PCなどで調べて 「インプット」、

 このブログで意見を述べ 「アウトプット」

 みんなから意見をもらい


 大学で(国際)政治経済や公共政策を学んで

 政治に関わる仕事につきたいと思ってます(^^///)\


追加(更に幼いの頃の駄文が出てきたので)

私は{ミス}がたった一つであろうと、どんなに小さかろうと、許すことはできないと思ってきた。
今も、そう…であると思うし、同時に自分自身に言い聞かせてもいる。
だけれど、{犯罪}において…、それを被告人が本当に行ったのか…また、どんな状況で行ったのか、故意だったのか…それとも、過失だったのか…
人の命の重さは、普段ごみのように思っている私が、初めてその重さを感じとった。
 05 March 17 1.02am



=上の本について=

 
高野 和明
13階段  
 
高野 和明
13階段