52歳の転職  part9 ~転職をなめてるんじゃないの??~ | ひだまりは猫のお布団

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1966年生まれ女子(?)のリアルを書いていきたいと思っています。
不定期な更新ですが、定期的にしていく事が目標です!!
過去記事も読んでいただけると嬉しいです。

私は、息子が1歳の頃から働いているので、息子は働く私をずっと見てきました。

裏を返すと、働いていない私を見たことがないという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月中は事前に身体を休めると説明していた事もあり、特に息子の様子にも変化はありませんでした。

気になる点と言えば、ちょっとイライラしているかな、程度だったと思いいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月に入ると、徐々に私に対する態度に変化が表れます。

・話しかけても返事をしない

・私の落ち度に対して異様に反応し、暴言を発する

・私の作る食事を食べない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正直、私自身この先どうなるかわからない中で、息子のこのような態度はかなりきついものがありました。

態度の変化の理由を聞いても当然答えない。

毎日毎日が不安と焦りと怒りの連続で、耐えきれないな~と感じていた時に、息子からメールが届きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたはこの先の事をどう考えているのか。本当に仕事を見つけることができるのか。仕事を辞めてから今までずっと見てきたが、きちんと生活しているように見えない。

転職するという事をなめてかかっていませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

要約すると上記のような内容です。

私としてはきちんと計画を立てて毎日を過ごしていたつもりですが、息子の目にはそのように映ってはいなかったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに、今はネットで全て事足りるので、出かけるのは週1のハローワークと面接が入れば面接くらいで、あとは基本的に家に居ます。

家での就活も毎日の事になるとそれほど時間も要しません。

残りの時間は今までできなかった事、例えば昼間の時間帯のワイドショーを見たり、雑誌を読んだり、疎遠になっていた友人に連絡を取ったりしていたので、社会人経験のない息子から見ればダラダラしているように見えたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、burnout状態の対策として「頑張ることをやめていた」事も拍車をかけていたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず、私の今の状態、これからをどう考えているかを正直に説明する必要があると思い、メールをもらったその日の内に息子と話しをしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果として息子は私の話しを理解し、私に対する態度も元に戻ります。

私は自分の事なので「なんとかなる」と思っていましたが、息子は私が想像している以上に不安を感じていたようです。

(大学に入ったばかり、という環境も手伝ったのかもしれません)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私も自分の事ばかりを考えていてはいけない、と少し目を覚まされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪おまけ≫

息子に「傍から見守るって不安だし、自分の思い通りにならないからついつい口を出したくなるでしょ? 私もあなたをずっとそうやって見てきましたよ。見守る側の気持ちがわかったでしょ?」と聞いたら、「ニヤッ」と笑っていました。