国立新美術館 ルーブル美術館展 | ひだまりは猫のお布団

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1966年生まれ女子(?)のリアルを書いていきたいと思っています。
不定期な更新ですが、定期的にしていく事が目標です!!
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梅雨の晴れ間の月曜日にルーブル美術館展に行って参りました。












場所は国立新美術館です。
通常、美術館や博物館などは月曜休館が多いですが、ルーブル美術館展の休館日は毎週火曜日。

夏休み前の月曜日。
これは狙い目かもしれないと思い行ってみましたが、狙いは見事的中!!
観覧者はそれほど多くなく、ゆっくりじっくり展示物を観るとこができました。









昨日はとても暑かったので日傘は必須。
長傘か折り畳みか迷った末、折り畳みにしましたが、入口に傘を預けるスペースがあり、長傘でもよかったかも……。


手前が傘を預けるスペースです。
よく考えれば、展示物を破損させる可能性のあるものは持ち込み禁止ですよね。









今回のテーマは「肖像芸術ー人は人をどう表現してきたか」
展示室は大きく3章に別れていました。

第1章:記憶のための肖像
第2章:権力の顔
第3章:コードとモード

展示物を撮影することはできませんが、今回、目玉は恐らく


「美しきナーニ」とナポレオンの肖像画や彫刻なのではないかと思います。








ナポレオンの肖像画や彫刻は第2章に、美しきナーニは第3章に展示されており、やはり多くの人の足を止めていました。









私の印象に強く残るのは、第1章に展示されている「女性の肖像」です。
これは2世紀後半ごろのエジプトで、ミイラの顔につけられていた板絵の肖像画だそうです。

故人を偲ぶ為か、それとも生前のままの甦りを願ってのものか。
どちらにしろ国や表現方法の違いはあっても、死というものが特別であることは同じなのだと感じさせるものでした。










もう1つ印象に残った作品があります。
第3章に展示されている「画家の妻と子供の肖像」です。


今回の目玉である「美しきナーニ」はどの角度から見ても視線が合わない、と言われていますが、「画家の妻と子供の肖像」の妻とはどの角度から見ても視線が合います。


というより、絵の前に立った時の「私があなたを見ているのです」
という瞳の力がすごい。


数ある作品の中で自己アピール度が1番高く、それこそ目の離せない作品です。


この1枚を見られただけでもここまで来た甲斐がありました。









国立新美術館は少し京都駅に似ていて、

これは国立新美術館。






…………格子っぽい感じが似てるだけですね(笑)









この格子状は外観ではこうなっています。











館内にはレストランやカフェもあり、疲れたら休めるスペースもあります。







六本木という都会の真ん中にありながら緑を感じる事のできる気持ちの良い空間でした。







追伸
乃木坂46ファンとしては、やはりここを使います。