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奇術ノート

シロート趣味の奇術メモです。タネ明かしナシ。知ってる人には通じるであろうという書き方なので少々閉鎖的になってしまうと思います。

■出典『松田道弘のマニアック・カードマジック』(東京堂出版)
 原題:私案トライアンフ(My Triumph)

■現象
客にカードを覚えてもらい、戻してもらう。パケットを表裏表裏と交互に混ぜてしまうが、テーブルにスプレッドすると、客の覚えたカードだけが表向きになっている。

■所感
一般にカード当ては「1枚のカードを引いてください」からから始める印象を持たれている(と思う)が、これは最初に「カードを半分ほどに分けて下さい」から始めることができるため意外性があるのではないかと思う。
技術的にダイ・ヴァーノンのトライアンフよりも簡単であるため、ヴァーノンのトライアンフは演じてみたいと思いつつも練習をしていない(汗)
ヴァーノンの手順にケチなどつけれるほどの腕前はないのだが、リフリシャフルのやり方がいかにもマジシャンみたいな"あの"リフルシャフルは「素人パフォーマー」というスタンスでやってる自分には相応しくないと感じている(と言いつつ、フェローシャフルは頻繁に使うが)。また、私の演じるシチュエーションが、飲み屋で「ちょっと何かやってみて」という場で演じることが多いため、環境的な制限からも、改めを省き、フィニッシュのスプレッドのみで済ませれるこちらの手順の方が使い勝手が良い。

問題点としては、覚えてもらったカードを"演者が"パケットに戻す部分であり、時々「え~戻させてくれないの?」とツッコみが入る。「まあまあ、いいからいいから」で流してるが、現象が「演者が当てる」というよりも「リバース効果」が強調されるため、カードを戻させないことについてはあまり気にならなくなってもらえてるのだろうか?
この奇術では終わった後に「戻させてくれなかった」や「切らせてくれなかった」などの指摘を受けたことはない。はず。
なお、最後のスプレッドの前に「処理しなければならないこと」があるが、それはトップとボトムの二枚のカードを取り出し見せつつ「こんな風に表と裏が交互になっていますが、それをそろえてしまいます」と言いながら、二枚のカードをそろえてデックに戻してしまう。
そこで(気持ちの上で)デックに魔法をかけて、覚えてもらったカード以外を揃えてしまうのだ。