東畑神社 京都府相楽郡精華町大字東畑小字嶽ケ | 偏愛的奈良

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奈良の山村の神社を巡り記憶(録)に留めます。
磐座、古代祭祀、旧鎮座地の痕跡を探し巡っています。
ゆえに朱印のある神社はほとんどありません。
たまに偏愛的な酒、音楽、映画、文学、絵画、写真、演劇も。

2023年1月18日

京田辺からの帰りは鳥谷池の三差路に突き当たります。

塞ノ神のありそうな場所です。

西へ生駒・高山、東へは学研都市から木津に「才の神」という地名があり隣の西ノ宮神社(九頭王神社)が鎮座、

『古代山城国境での疫病祭祀地と主要な通路』関口靖之(歴史地理学紀要1988年)には、

「社名からクズ神つまり疫神を祭祀していたものと推定される。」クズ神=疫神? 

話が逸れましたが三差路から東へ下る途中に集落にある東畑神社、毎回帰りに通り過ぎていた神社です。

 

京都府相楽郡精華町大字東畑小字嶽ケ 東畑神社 祭神:素盞鳴尊

こちらの神社にも元々村界の嶽山頂に祀られていた奇神(たすくのかみ)・幸神(さちのかみ)の石地蔵が

遷されたそうです。後から説明分を読んで気が付きました。

 

何故かいつも裏参道からになってしまう。

 

集落からの表参道。帰りにこちらから下ると、車の尾いた場所まで坂道を上る羽目に。