田圃の草引き | 偏愛的奈良

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奈良の山村の神社を巡り記憶(録)に留めます。
磐座、古代祭祀、旧鎮座地の痕跡を探し巡っています。
ゆえに朱印のある神社はほとんどありません。
たまに偏愛的な酒、音楽、映画、文学、絵画、写真、演劇も。

6月に田植えをした秋津穂の田圃へ草引きに行ってきました。

無農薬栽培で手作業で抜いて行きます。

ボランティアの皆さんが草引きされていますが、

既に画像のように一面に生えています。

たんぼを2時間程、1往復しただけですが、足腰がガクガクです。

(その後、山中を徘徊したせいもありますが)

たかが2時間地べたを這いつくばっただけで偉そうなことは、

申せませんが、少しでも現場を知るのと知らないのでは

それこそ天と地ほどの差があるように感じました。

クリックだけでお金を出せば、安心は買えるのでしょうが。

この田圃の上の植林されている所も昔は田圃だったそうです。

重機も無い時代に山を切り開いて石を組んで平らにしてと

どれだけの労力がと思ってしまいます。

維持するだけでも大変な苦労です。

棚田きれいだなとお気軽に写真を撮れなくなってしまいます。

 

ヤブカンゾウ。春先の若葉はてんぷらなど食用になります。

甘草=ステビアだと思っておりましたが、別の種類でした。

 

田圃から集落、盆地を見おろす棕櫚(しゅろ)の木。

ホウキやタワシに利用されてきました。

 

田圃のすぐ上にある登山道。獣避けの柵です。

 

某ブログの情報で、拝殿が無いとのことで見に行きました。

 

入船さんのカレーうどんには時間が早過ぎて神社横で

おろしそばをいただきました。

 

久々に訪れました。初めて訪れた時に「森」からの湧水という

勝手な先入観との乖離に「えっ?」でした。

 

細井の森の隣の田圃に「蛭=ヒル」発見!

何十年振りです。子供の頃、田圃で吸われました。

最近は、山ヒルですが。

 

この時点で11時過ぎ。

御所の神社を巡ろうかと思いましたが、

吉野へ向かいます。