通い始めて一年程たつとある利用者さんに
「近所の○○さんちのヘルパーさんは、
お願いしたことをなんでもやってくれる!
どうしてお宅のヘルパーはどの人もやってくれないんだ!
ヘルパーは、人と人との付き合いじゃないのか」
とおっしゃられるかたです(^_^;)
この方が言いたいことはつまり、
●ヘルパーの出来る範囲の業務を超えたことも、
やってほしい。
お庭の掃除、窓の外側を拭くこと、換気扇掃除、
ベランダ掃除、大掃除などもやってほしい。
(上記の業務は介護保険でヘルパーの業務には含まれていないため出来ません。ヘルパーはその方が出来ない部分で生活に必要な最低限の家事を行うのが仕事で家政婦ではありません。)
●人と人との付き合い=ご近所さん、友達のような関係になりたい。だから、困ってることをなんでも助けてほしい。
(寄り添うケアはもちろん大切ですが、あくまでお仕事ですので、一線を引いた関係を保たなくてはいけません。)
このご利用者様は、以前にヘルパーとの距離を縮めすぎてしまったために、
ヘルパー自身が苦しくなってしまい退職してしまいました。
それを事前に聞いていたので、このかたのサービスに入るときの私はかなりクールヘルパーです(笑)
どのご利用者さまにもいえることですが、
一線を超えたお付き合いになってしまうと
ヘルパーが自分自身の首をしめることにも
なりかねないということ。
そして、なぁなぁな関係になってしまうと、
規則違反も起きてしまうし、トラブルの原因にも
なってしまうということ。
ご利用者様との信頼関係が出来上がって、頼られてしまうとついやってさしあげたくなるという気持ちもありますが、
そこはしっかりとヘルパーもご利用者様も理解してお互いが気持ちよく介護保険のサービスを利用していけるといいですよね。
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