とまぁ放課後デイサービスの方の紹介で、家からわりと近い場所に障害児入所施設があることを知った。


妻がさっそく連絡を取ると、見学がOKだったので、急遽仕事を休むことにした。


施設自体は古いが所々は改築されてて、これから少しずつ綺麗になっていくと思う。


この施設は、未就学児から成人まで、それぞれの年齢に合わせたプログラムが幅広く用意されていた。


聞くところによると、成人してから急に施設に入所するより、早い頃から少しずつ通わせたりして、障害者施設との繋がりの実績を作っておいた方が良いらしい。


今回の最大の目的は、発達障害のある息子を一泊預かってくれる所である。


先日妻がインフルエンザにかかり、子供の面倒を見れなくなり、私が息子の面倒を見るために数日間仕事を休んだが、こういう時に息子を一泊預かってもらえる所があったら良いなと思っていた。


見学に行くと広いフロアに遊んだり学んだりする場所があり、その中に6畳間の部屋が6つあった。


その部屋は障害児が住んでおり、平日の昼間はそこから寝泊まりして学校に通い、土日だけ自宅に帰るらしい。


普通は親が先に亡くなるので、残された障害児等の生活拠点や面倒を見てくれる場所も、早いうちから考えておかなくてはいけない。


もしかしたら息子も将来親が亡くなった時にお世話になるかも知れない。


とりあえず施設利用の契約を済ませた。

気になる利用料は障害者受給者証があれば、基本的な料金は免除されるが、食費などの部分はその都度徴収するシステムだそうで、負担も少なくて良さそうだ。


連れて行った息子は広いフロアを大はしゃぎで走り回っていて、嫌がらずに遊んでくれて安心した。