いつもオーガニック琉球ヘナ&琉球藍をご愛用下さり、心から感謝いたします。<(_ _)>

久しぶりのブログ更新です(^^)

 

5年に一度、変異がないか畑の土壌検査を行っています。

 

ケミカルアレルギーの私の管理下で、ヘナ商品に化学染毛剤が混入するはずはないので心配することはありませんが、

土壌においては、大気汚染など自然環境により変異することが考えられます。ですので定期的に土壌は検査をします。

今年も重金属はほぼゼロでしたグッド!

 

以前、

 

輸入ヘナを使い続けた方が、数十年目にして体調が悪くなり検査した結果、髪の毛からヒ素が検出されたとの話を直接お聞きしたことがありました。植物が育つ土壌は本当に重要です。

 

弊社は商品をつくる者の義務として、

ヒト皮膚安全性試験は既にクリアしています。

 

 

下記の説明文は弊社の優秀なスタッフがまとめてくれましたので、そのまま使いますね。

 

 

・土壌分析証明書の見方について

 

 土壌分析証明書の数値に関しまして、右端の「定量下限値」は測定限界の値を示しております。どのような定量分析においても、測定装置(検出器)の検出限界濃度というものがありまして、その下限値以下の濃度については一般的に「検出せず」と表記されます。「検出せず」というのは、その成分が0という意味ではなく、僅かに存在するかもしれないが検出されなかった、ことを意味します。科学定量の場合、基本的に0と言い切ることはありません。そのため、今回の濃度計量証明書のように検出されなかった成分に関しましては「<定量下限値(定量下限値以下)」や「検出せず」と判定されます。

 実際に今回の分析に供試した土壌においては、カドミウム、鉛、六価クロム、水銀、銅、セレンが値として検出することはできなかった、という結果になります。

 一方、ヒ素とホウ素においては、それぞれ、100gの土壌を1Lの溶液で抽出した場合、各成分が溶液中に0.005mg(ヒ素)、0.05mg(ホウ素)含有していたことを意味します。しかし検出されたといっても、両元素とも、自然界に広く存在し、鉱物を構成する成分であるため、人為的な散布・投棄などがない場合でも検出されることはあります。重要なのは、検出されたかどうかではなく、人の健康や保護・生活の保全のために設けた土壌環境基準濃度に準じて安全かどうかが判断されます。環境省の土壌環境基準値によれば、ヒ素は検液(溶液中)0.01mg以下とされているため、弊社が栽培を行っている畑地の土壌検液中のヒ素濃度は0.005mgであり、基準値以下であるため問題ありません。またホウ素も同様に、土壌環境基準値によれば検液中1mg以下とされており、弊社畑地の土壌検液中の濃度は0.05mgであるため、問題ありません。よって、ヘナを栽培されている土壌は重金属による汚染はなく、健全な畑地であることが証明されました。

 

 ※土壌環境基準値に関しましては以下のURLを参考にいたしました。

  → 土壌環境基準 別表 環境省:https://www.env.go.jp/kijun/dt1.html