理由あって、新しくバイトをすることになった
ひらたく言えばカフェ
以前ほんの短い期間やっていた
『誰でも知っている甘いものを対面販売する大手のお店』
で酷い目にあって以来、バイトの面接でその記憶がよみがえって怖くて不安になる。
でも もうそれに縛られていたくない そう思ってそのことを書くことにした
近所のイオンにその店はあった、出来て数年 誰でも知っている大手チェーン店
もしかしたらフランチャイズ化してたかも……
だから、必ずしもその会社が悪いとは限らないことを先に言っておきます。
フードコート内ではないものの、座席もわりとあって割引キャンペーンの時は大人気だった
アルバイト情報誌を見て応募、電話対応、面接……とてもスムーズに通った
面接ではエリアマネージャーの男性と、その店の店長のような女性が対応してくれた
女性(以下Aさんとする)は
「これから頑張っていきましょう、よろしくお願いします!りょうきさん!」
明るくニコっと笑った
私は
よかった……明るくて良い人そうだ と思った
でもそれは家でPCを使ってできる研修を終えて、初めてお店に入ったときに一変した
私「おはようございます、今日からお世話になるりょうきです」
A「……おはようございます 着替えるところ そっちだから」
なぜか不機嫌そうだった
でも誰でも不機嫌なときってのはあるし、仕方がないのかな そう思って言われた通り着替えることにした
バックヤードと呼ばれている場所 そこには普段使わない荷物、雑品
そしてシフトを作成してるであろうノートPCがあった
物置 そんな印象だった、なんだかんだで着替えて出てくると
私をジロリと睨むように見て、Aさんは
「ちゃんとPCで研修受けた?」
とこれまた不機嫌そうな声で叱りつけるように言われた
「はい、一応言われた通りに」
「じゃあまず手洗いが先でしょ? 早くして下さい!」
怒鳴られた
もちろん当たり前のことだけど、私がバックヤードからでてすぐにAさんがやってきた
手を洗う場所は……Aさんの奥にある これはどの店でも同じわけじゃない
場所も知らない、ましてやその道をふさいでるのはAさん
どうしろというのだ……そう思いながらも 不機嫌だからしょうがない
と思って手を洗った その後私は
『まだお客さんの注文を聞いてはいけない』
『味見だけお客さんに声をかけること』
『味見して味の説明ができるようにすること』
『掃除しろ とにかく拭いてろ』
と聞いてその通りにしていた その間ちょっと帽子が歪むたびにちゃんとしろ
とイライラを隠そうともせずに言われた
お客さんに味見の声掛けをしたり、味見のスプーンを回収したりした
季節限定フレーバーだと説明するとお客さんは
「これ美味しいわ これください」
と
「はい、少々お待ち下さい」
言われた通りバックヤードでシフトを作っていたAさんに声をかけた
(店には私とAさんのふたりだけ)
そのお客さんへの商品の提供が終わってすぐ
「さっき注文受けようとしたでしょ!なんでダメって言ってるのにするの?」
と言われた
そんなつもりは毛頭ない すぐにAさんに言ったではないか…
でもそういうふうに聞こえたんだろうな、そう思ってあやまった
また違う日は商品のすくいかたを練習していた
商品は、可愛らしい見た目の割にちゃんとした形にするには慣れが必要で
本体がまず硬い…… 専用の器具を振りかぶるようにしなければならない
(わかる人にはもうどんなお店かわかると思います)
もちろん最初から上手くはいかない PC研修でどれだけイメトレしても
本物はやっぱりちがう もちろんうまくいかない
Aさんはその日も最初からイライラしている
その日は「あなたのせいで商品の見栄えがわるくなった、直させないでよ」
と言われた(販売する者を直したわけじゃない)
途中から夕方のシフトに入る学生さんには
「○○ちゃんちょっとお店みといてくれる~?」
と猫撫で声……このあたりから徐々にわかってきたのだがこのバイトは若者ばかり
たぶん私は最年長だった Aさんも3つくらい年下だった
しかもAさんは私にだけイライラしている
目つきがおかしい 私を見るときはいつも睨みつけ、眼が怖い
まったく心当たりがなかった 私は新人だけど
ちゃんと挨拶もしていたし、大きなミスもしていない
(そもそも何もやらせてくれないのでしようがない)
掃除もしているが、拭いていると
「そればっかりしてて良いと思ってるんですか」
とか とにかく私の全てが気に入らないのか常に怒っている
そしてある日 ミーティングというものによばれた
そのメールは要約すると
「ミーティングは遅刻禁止、絶対参加、あなたはシフトにはいっていないので当然給料はでませんが、みんな参加するので来なさい」
だった
面接時にいたエリアマネージャーのような男の人もいた
色々な意見を出すようにいわれて、それなりにしゃべった
もちろん営業時間内なので店頭には一人だけ残してきていた
終始……Aさんは私に対しては睨みつけていた
目つきがおかしい、眼が座っている
そしてその お給料のでないミーティング は
おおよそ一時間あった
この時点で、これは違法だと思った 5分、10分のミーティングなら思わなかっただろう
でも我慢していた みんなこうだ、というブラックの典型的な仲間意識が働いた
またある日 私はヘルプとしてAさんと県内の他店舗に行くことになった
電車、バスを駆使して直接行きます と言うと
「研修中の人間に交通費は出せませんので私の車に乗って言って下さい」
とのこと……気まずい45分間のドライブ
Aさんは煙草を吹かしながらムッスとした顔だった
私もできるだけ黙っていた
このヘルプに来たお店、同じイオン系列なのだが店の作りがちがう
田舎特有の広い1フロアのイオン 来るのは初めてだった
とても暇で掃除と味見の係だけやっていた どうにか終わってすぐAさんが
「入金にいってきてください できますよね」
と言ってきた
私がバイトするイオンには複数の飲食店が入っている
私は以前そこの別の飲食店に4年ほどいて、入金業務も行っていた
それを知っていたAさんは ここでもできるだろう と言っているのだ
できるわけがない……
前述の通り店の作りが違う、しかも入るのは初めて
入館証もない 内部の構造など知るはずもない
正直にできないことを伝えると
「言ってたこととちがう!なんでできないんですか!」
とお怒りになって自分で行かれた、
その日はいつも以上に疲れて 泣きそうだった
この時点でもうすぐ一カ月というところだった
私が不出来なんだ、もっとがんばらなきゃ……
そう思っていた でも一つおかしいところがあった
シフトがない
私は入ったばかりだから……と思っていたけど
いつもメールで
「明日は何時にきてください」
「今日の何時にきてください」
といつくるかわからないメールに左右されていた
先に日付を決めていただくことはできませんか?
と聞くと
「他の人がこれなくなったときにだけりょうきさんを呼ぶことにしているから無理」
とのこと
さらにまたある日 「小一時間って何分だかわかりますか?」
と聞かれた 私は 「えっと、50分くらいですよね?」
と答えた すると
「違います 10分です 10分 あなたの勘違いで時間が狂うところだったじゃないですか」
ともうひどすぎて理由はわからなかったけれど怒られた
※ちなみに小一時間は一時間弱 と同じくらいでさすがに10分ではありません
もう限界だった
一か月経っていた、でも勤務日数はたった1週間だった
しかも毎回2、3時間 いつ来るかわからないメールで左右された
…… 周りに相談をして、やめても良いと思う という言葉をたくさんもらってやめることにした
辞める時も
「制服は洗濯して返して、PC研修の資料も返してください でないと給料払いませんよ!」
と御丁寧にメールで送ってくれたAさん…… 今でもその人がいるんじゃないかと思うと
美味しそうな商品が並ぶ県内と隣県の店頭に入れなくなりました。
…… 今書いてみても 異常なことだったと思います。
なによりいつでもAさんは私に対して苛立ちをもっていた
いつもいつも 眼が怖かった
きっとうまが合わないとかそういうのだったんだろう
と思うようにしています
きっとこういう人は少なからずいるんでしょう
でももし、こういう人に出会ったら
自分一人が悪いんだ、と思うのはもうやめてます
自分の為になりませんからね