脱肛(だっこう)とは、どういう病気かご存知でしょうか?
脱肛とは、どのような病気なのか、よく知らない方が多いと思います。



脱肛とは、肛門、直腸の病気です。
脱肛とは、現代医学的な捉え方で簡単に言うと
脱肛とは、痔が進行した状態です。



ですので、脱肛とは何かを説明する前に、まずは痔について説明します。

痔とは、肛門周囲における病気の総称で、大きく分けて、痔核(イボ痔)、
切れ痔、痔ろうの 3つのタイプがあります。
この中でもっとも多いのが痔核であり、痔の半数以上は痔核であると言われています。



痔核は、肛門の静脈がうっ血して起こるもので、肛門の内側にできるものを内痔核、
外側にできるものを 外痔核といいます。



内痔核は、痛みはありませんが、残便感や出血が認められることがあります。
この症状が進むにつれて 排便時に内痔核が肛門の外へ出るようになってきます。



外へ出た内痔核は、始めのうちは自然に肛門の中へ戻りますが、
次第に手で押し込まないと戻らなくなってきます。
さらに、症状が進行すると常に内痔核が 肛門の外へ出ている状態となります。



脱肛とは、このように肛門の外に内痔核が出てしまっている状態を言います。
症状は、進行の度合いにより違ってきますが、痔核がこすれて異物感を感じたり、
痔核から出血したり、 粘液で下着が汚れたり、痛みを感じることもあります。



脱肛とは生命に関わる病気ではありませんが、陰部の病気であることから、
女性の方の中には、脱肛で悩まれる方も多い病気です。



 脱肛で悩まれている方も多いようですが、
けっして治らない病気ではありません。
初期のうちならば簡単に治ります。

 下記サイトをご覧になってください。


参考になると思います。
1日1分で痔から解放される!【痔獄からの解放】