地下化前夜の最終電車 | Hemoglobin by Blood Tube Inc.

地下化前夜の最終電車


あの日、小田急線の最終電車が下北沢の駅を去っていくところをみんなで眺めていた。最後の踏切のカンカンカンとなる瞬間に立ち会うためだ。この電車を最後にもう踏切がなくなってしまう。夜中の1時過ぎにこの騒ぎ。下北沢をほんとに好きな人たちが、自分以外にもたくさんいるってことを感じるために、みんなビール片手にぞろぞろと集まってくる。他の街の人から見たらバカバカしいと思いますが、もう二度とできないお祭りに立ち会えたのがなにより嬉しかった。本多劇場ができる前の空き地で、デビューしたての忌野清志郎さんたちが、ロックフェスをしたという話を聞いたことがあるが、そういうエピソードのように今日の出来事もみんなの心に刻まれたはず。そんな夜でした。