どちらの映画も誰かを想うが故についた「嘘」によって、どんどんと複雑に絡み合っていってしまうのです。そしてそれは、法よりも信仰の持つ戒めを恐れる感覚からきていることが大きな特徴です。しかし、夫婦の離婚問題や、介護問題、結婚制度などは、現代社会に生きるすべての人に共通する問題を描いているので、信仰は違えど、メンタリティは同じなのだなぁと思うところが多々ありました。イラン映画、とても面白いです。当たり前だと思っていた演出上の音楽などがないのもドキュメンタリーを見ているかのようです。現代のイランの生活を見ることができるので、ぜひ、多くの人に見てもらいたい映画です。