ジブラルタルを飲みながら
これはカフェ案内の本ではありません。どちらかというと仕事や人生との向き合い方の本です。自分の生き方に疑問や迷いがちょうどあったからか、何だか元気が湧いてくる本でした。常連の話などはマネジメント論でもあるし、人生経験豊かな人の言葉だと思いました。「常連とは、毎日来てくれるお客様だけでなく、週一でも月一でも、そのお店がなくなったら困ると思ってくれるお客様のことをいう」というくだりはとても感動しました。確かに私たちの仕事でも、無目的に競合プレゼンをさせてしまうような人は、クリエイティブはわからないと公言しているようなもの。結局は人と人とのつながりで仕事をしているんだから、何かの縁を感じてクライアントもクリエイターもみんな一緒にいいものを作らなければならないんです。そんなことをこの下北沢の小さなエスプレッソバーで思うのでした。
