日本沈没 | Hemoglobin by Blood Tube Inc.

日本沈没



子供の頃、映画が流行っていたのは何となく憶えていたんですが、小説は今まで読んでいませんでした。ただ、やはり311からずっと地震が続いていると、気になってとうとう読み始めました。読んでみると、ものすごく今の状況に似過ぎていて不気味です。まだ暑い夏の終わりという季節の描写などの小説世界の中に没頭しながら、twitterで地震速報を見てしまうと現実世界なのか、小説世界なのかわからなくなるほどです。子供の頃はこんなことあり得ないと思っていた時に小松左京さんはリアルに危険を察知していたのかと思うと、気を引き締めていかなければと思うのです。