ウィトゲンシュタインとシュレーダー
「デカルトの密室」の中に出てくる「ウィトゲンシュタインの建築」が気になって、まずこの本を読んだんです。その後たまたま「リートフェルト・シュレーダー邸―夫人が語るユトレヒトの小住宅」を読みました。読んでみるとこの2つの建築には、建築に影響を与えた化学反応を起こす重要人物の存在という共通点。あの人だからあんなんなっちゃった、というのはとても興味深いことです。私たちの仕事でも何だか自分でも未整理なまま引き出されちゃう、いい化学反応がおこる時があります。そんな時は新しい自分に出会ったような気分になります。自分の枠をいつの間にか自分で決めてしまっているのかもしれません。自分を拡張する出会いはありがたいものです。

