祭のあと
また一つ、禁断のリンゴが次の世界に行くためのツールを発表した。suicaを輪ゴムで止めれば日本のケータイ機能にも近づきつつ、iTunesというまったく誰も追随しえない世界観を背景に。便利というのは本当に禁断の味だ。一度知ったら後にはもう戻れない。実際にiPod touchから、iPhone3G → iPhone3Gsと買うハメになっている。もちろんiPadも別に買ってだから、すごい優良顧客だ。信者と言い換えられちゃうだろう。恥ずかしい。そして今後iTunesのクラウド化で、人生すべて(自分が好きな音楽や映像、そして思い出の写真などを含むものたち)を雲の上に上げた時、ホントにどこの信者で、どの宗派にするかが問題化してくる。改宗はたいへんな作業だもの。そう考えるとiPhone4はお守りやお札に見えてくる。プラットフォーム競争というのは自分の人生を何に紐付けするかというところまできてしまった。お金もクラウドだし、消費経済自体もクラウド化してる。まるでマトリックスのカプセルの中に入ってるといってもいいくらいになってきてるし。ネオが持ってたケータイのように、現実に戻れればいいのだが…。いや、でもどちらが現実なのかもまだわからないんだった。
