下北沢を読む
下北沢をもっとよく知るために、下北沢を舞台にしたり、ゆかりのある人の作品を読んでみたくなってきた。そこで手にしたのが、その名もズバリ「下北沢」。書かれてからまだ数年なのに、本の中で駅前の雰囲気がすでに変わってたり、今はもう無い店がいくつも出てきたりして、すでに今の下北沢とも違っていた。まったく進化や変化をしていないように見えて、実はどの街も刻々と変わっているのだ。それを気持ちの良い方向にしていくのは、やっぱり個のチカラなんだと思う。面白そうな店ができれば人が集まり、その道にまたいい店が集まり、そんな個性的な道がたくさん集まって街になる。街のどこかは日々変わっていくけれども、それと同時に受ける側の自分の意識もちょっとずつ変わっていく。そんな相互の切磋琢磨が、街の雰囲気を絶妙なバランスで成立させていく。楽しい街にしていきたい、それだけです。
