おっちゅんぽ。
まだ今年は半分も経過してないですが、3月のコロナショックで大ぶっこきをやらかしてしまいましたので記録。
資金管理ルールとして、資金を大きく(20%くらい?)溶かしてしまったらアクティブ運用から大半の資金を引き上げて、資金的にも隠居状態にすると決めてましたが、今回でそのルールに抵触することになりました。
自分の強みはこの資金管理ルールを破ってないことだと思っていますので、勝ち逃げするためにも受け入れることにします。
撤退を決めたのが3月13日。この日に完全に心が折れてしまいましたw
アクティブ口座は1億、残りは配当や不動産、債権等へ。
その段階ではまだポジションをクローズしきれてなかったので、スケベ心を出して13日で一旦区切って、ここからの撤退戦で増減した分はアクティブ運用分に加減するというルールを追加しました。(底値圏だとは思っていたので。。)
ところがそこから更に億単位で減るタイミングもあり、一時は完全撤退もある展開で奈落の底に落ちてしまったような感がありました。
底値圏でかなりのぶん投げをし、ポジションの解消を中心に敗戦処理を進めていく中で、4月半ばから思いのほか強いリバウンドが続くので多少は余裕が出てきたところです。
今年の目標は暴落を避ける、備えるということだったので、早速このような事態に陥ってしまって恥ずかしく、情けない限りです。。
今回の相場、コロナの影響を甘く見すぎてしまって大局を見誤ってしまったというのが一番の失敗ですが、想定をはるかに超える損失を出してしまったことに関しては、いくつかの要素が重なってしまったことがあります。
まずは
・銘柄選定がやばかった
コロナの影響を受ける業種をかなり抱えてしまいました。
・小型株の流動性リスクを抱えすぎてしまい、3月2週からの下落局面で全く売れない状況に陥ってしまった。
また、流動性が無さ過ぎて初期のリバウンド局面では上げにほとんど反応せず、反動下げでは大きく下がるという酷い状況に。。
・3月頭まで電波の届かない海外に行ってて相場の空気感がいまいち分からず
しかも上記の小型のポジションを、まあ大丈夫だろうと普段より大きい額で出かけてしまう。。まあ海外に行ってる間も酷い値動きだったので翻弄された可能性もありますが。。
・暴落時の最終手段として取っている余剰資金をピンポイントで不動産購入資金に持っていかれる
こんなタイミングで不動産の決済締め切りが設定されており、しかもなかなかの額。暴落時の最終バッファとして設定している資金が全て飛んできました。むしろそれ以外からもかき集めた感。
この資金があればだいぶ精神的に余裕が出来たかもしれないけど反面、13日以降の下げは完全に想定外だったので、再起不能になる位やられた可能性もあるだけになんともいえませんね。。
大局を見誤ったとありますが、実は2月半ばから指数売り、一部大型売り、3月プット21000-22000をある程度持ってポジションのバランスを取っていたので、もしSQまで解消せずに持ち込めていればとんでもなく儲かっていたポジションでスタートしていたのです。。
旅行から帰った3月第1週の段階では、売りポジションにも利益があり、買いポジションで圧倒的一番ロットだったJタワーはまだ底まで下がってない状況。どうにでもなったのですが、第二週に先物のドテン買いをしてしまい、ヘッジ売りで得た利益を全て失ってしまうハメに。。痛恨でした。
他にも軽い気持ちでやったVIX売りで大爆死。
パラジウムショートも天井で強制決済されていたり。。
つらつらと書き連ねましたが、このような失敗をしてしまった一番の根っこには慢心があったのだと考えています。
元々リバウンド取りに向かう際には、過去の手痛い失敗からまとめたリバウンド用のメモを見て手順を思い出してから挑むようにしているのですが、今回はまあいいやとスルーしてしまいました。
そのメモの最初にはこのようにあります。
「まずはその下落が上昇相場からの転換点になる可能性があるときは一旦血を流す(ポジションをカットする)」
週足を見れば、3月頭の21000、20000割れの局面は明確に上記のタイミングになりますし、そこできちんとメモ通り動ければいかようにもなったはずです。。
結局相場は大きくリバウンド、下がる前の高値を取ってくる銘柄も頻発している中パフォーマンスを出している人達を横目に、悔しい気持ちもあるし、取り戻せるものなら取り戻したい気持ちはあるのですが、同時に改めて強く感じたのが、もう昔のようには時間も情熱も割いて相場に向き合うことは出来ない。
そして守るべきものがある以上、昔のようなリスクテイクはもう精神的に出来ません。
こんな状況で一定の安定した生活をリスクの上にさらすのは得策であるはずもありません。
なのでこの敗戦は来るべき時が来たとして受け止めなければならないのだと思っています。
つれえつれえ。
でもこの辛さを忘れないように、そして一旦メンタルをリセットして、もう一回チャレンジャーとして相場に向かっていかないと。
ほな。

