book of the year 2013 | Hemiola 刺繍教室

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リニューアルしました

今年はぎりぎりになってしまった!

ブックオブザイヤーやります。


今年の読書総数は71冊

少ない!!!!!例年の半分以下です。

ほんと今年は本読まなかったなぁ


では、

五段階評価で☆5つけたものをあげていきます。



・佐渡の三人   長嶋有

・マリアージュ・マリアージュ   金原ひとみ

・往復書簡 いま、どこですか?   小澤征良・杏

・ぼくは勉強ができない   山田詠美

・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年   村上春樹

・ふくわらい   西加奈子

・砂漠を駆け抜ける女―女剣士・アランナ〈3〉   タモラ・ピアス

・伝説の宝石―女剣士・アランナ〈4〉   タモラ・ピアス

・開店休業   吉本隆明

・残り全部バケーション   伊坂幸太郎

・フランシス子へ   吉本隆明

・愛の夢とか   川上未映子

・はだかんぼうたち   江國香織

・よだかの片思い   島本理生

・イキルキス   舞城王太郎

・蝶々喃々   小川糸

・島はぼくらと   辻村深月


以上17作品。勝率2割です。

勝率とは、読んだ中で☆五つに当たる確率のこと。

まあまあですかね。



この中で一番良かったものは…



迷う!けど、

これに決めました。



イキルキス/講談社
¥1,575
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イキルキス/舞城王太郎



独特の文体と語彙から織りなされる世界は、

奇想天外でとんでもないんだけど、

不思議と共感できるんだよね。

舞城王太郎の作品ではエヴァンゲリオンの元となったといわれている「好き好き大好き超愛してる」も大好きだけど、

これもなかなか、よかったです。


とは言っても読みにくいし好き嫌いがとってもわかれるので、

おすすめかと言われればそうでもないかもしれない。笑



次点としてまよったのが「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」かな。

やっぱり村上春樹は大好きです。

彼の文章を読むと本当に安心する。

彼の新作の世界にどっぷりつかれるなんてしあわせです。

村上春樹のいちばんのおすすめは「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」だし、「1Q84」もいいけど、

「多崎つくる~」は長さがちょうどよくて、映画一本みるような気持ちで読めます。




こんなところかな。

来年はもうちょっと読みたいけど、

まぁ刺繍や仕事があるので、

いいものをゆっくり、という姿勢にシフトしてもいいかなーなんて思っています。


お付き合いありがとうございました~

来年もブックレビューは時々やるからね!




では。


今日はもひとつ更新するかも!