エヴィリオスシリーズ考察用ブログ -6ページ目

エヴィリオスシリーズ考察用ブログ

mothy/悪ノPさんの描くエヴィリオスシリーズの世界に魅せられました。
マイペースに自己満足の考察をしてみようと思います。
基本的にネタバレは考慮しません。
矛盾点の指摘でも、自分もそう思う!でも、ご自由にコメント頂けると嬉しいです^^

悪ノPによると、ぜんまい仕掛けの子守唄と満月の実験室は、それぞれ違ったルートの言葉遊びの続編みたいな?感じらしいです。

エヴィリオスシリーズとの関連はあるのか無いのか、あるとすればどのように関わってくるのか。
いろいろと物議を呼んでいる三曲ですね^^;

私が思うのは、言葉遊びのリンの正体には、決まった正解は無いのではないか、ということです。このリンが何者なのかによって、いろんな世界観が生まれてくるのではないかな、と。




①言葉遊び→満月の実験室
このルートの場合のリンは、「あの人」によって造られ、言葉を教わり、そして捨てられてしまった。いわゆる"ホムンクルス" 的な存在のようです。

言葉遊びでの「あなたが私を捨てるとき どんな言葉をかけるのでしょう」に対する答えが、「もうここへは戻らない 君は君の実験を続けなさい」なのでしょうか。
この人物は科学者のようです。残されたリンも、白衣を着て、「あの人」を造るために実験を続けます。

オカルトのようなSFのような、独特の雰囲気ですね。個人的にはこの二曲で独立した世界観のように感じます。無理に他と繋げることはないかな、と。

もちろん、人によっては最近登場した「人造体(ghoul child)」やレヴィアンタでの魔道実験との関連性を感じることもあるでしょう。

このリンは、「あの人」を造り出せるのか、できあがった「あの人」は、はたして何者なのか…。想像が掻き立てられますね。




②言葉遊び→ぜんまい仕掛けの子守唄
満月の実験室と比べると、世界観がずいぶん抽象的に感じられます。(満月の~も具体的とは言いがたいですが)

言葉遊びで言葉を覚えたリンが、それらを歌へと変えてゆきます。それは、ぜんまい仕掛けの子守唄。
尽きることのない欲望を抱え、疲れはてた人間の心を癒す、たった一つの真実の歌です。
ぜんまい仕掛けで歌う人形の歌のようにも思えますし、ボーカロイドである鏡音リン自身の歌にも聞こえます。

やはり、この二曲もそれだけで完成した世界観だとおもいますし、他とは切り離して楽しむのも全然ありでしょう。
そもそも、これらが世に出た頃には、エヴィリオスシリーズなど影も形もありませんでしたし。私はこの世界観が好きですね(^^)


しかし、エヴィリオスシリーズ全体を考えてみるなら、また違った角度からこの二曲を楽しめるかもしれません。
ぜんまいシリーズとしてナンバリングされた中のはじめの一曲と、その前編。のちのシリーズ作品にも、見覚えのある表現、フレーズが多数登場します。

悪ノPの投稿作品の中でも、10分の恋に続く最も初期のものである二曲が、広がり続ける悪ノワールドの源流となっていても不思議はありません。

ということで、次回はぜんまい仕掛けの子守唄シリーズを、もう少し深く読みといていきたいと思います(^^)