実例②雇用トラブル*その2*トラブル回避方法
こんにちは今日は雇用トラブルその2「トラブル回避方法」です。重要になることはやはり事前確認・時給・チップ制度・労働時間・週休・トレーニング期間・昇給制度・勤務時間変更の可否・残業の有無(その際の時給)・有給/休暇・交通費(カナダでは支給されない場合がほとんど)・退職通知について・解雇の場合などトラブルの多くは、単に認識のズレだったりします。気になる要項は、面接時・雇用時にしっかりと確認しておくことが重要です。(基本的な労働基準についてはこちらの記事を参考にしてください)http://ameblo.jp/helpvancouver/entry-12282479868.htmlお店によっては、雇用契約書とは別に同意書にサインさせる場合もあるので、内容をしっかりと理解した上でサインしましょう。また、その書面は大事に保管しておきましょう!海外は契約社会。サインしてしまったら、覆すのは大変です。知らなかったでは済みません。とにかく!まずは事前確認をすることがトラブルを回避する最善の道です!余談ですが、履歴書や面接の時に、年齢や国籍、性別、家族構成、婚姻、妊娠についてなど記載・説明する必要はありません。もちろん、写真を貼る必要もありません。そこには、個人の能力に価値を見出す社会が反映されているように思います。ステータスに関わらず、皆が平等に働くチャンスを与えられている、ということですね。そういえば、もう昔の話ですが、日本で面接を受けている時に「彼氏は?結婚の予定は?この先最低でも3年は子供作る予定はないよね?」と聞かれたことを思い出しました・・・。(そこは大手、東〇ホテル)今は日本でもそのような質問はタブーになったのかな?まぁ、それはさておき、職探しで注意したいものの1つにダミー広告があります。少しでも内容がおかしいと思ったら注意してください。例えば・会社の名前/連絡先を言わない・面接場所がマンションの一室(オフィスではない)・募集の内容と違う仕事内容を話し始めるなどです。多くは、メールのやりとりの段階で気が付くと思いますが、注意が必要です。(ダミー広告は部屋のテナント募集でも使われる手法です、気を付けましょう!)ちなみに●無給トレーニング●盗難、損害、破損、ミス等を弁償させる●作業服・制服代を支払わさせる●チップを時給に含む(チップは給料以外の収入と定められています)●チップの一部をお店が受け取るなどは禁止・違法とされるものです。これらは面接時に言われることは少なく、働き始めてから被害に遭うケースが多いですが、トレーニングがある場合、店舗専用の制服がある場所に勤める場合などは、事前に確認しておきましょう。留学したばかりで、事情や英語もあまり分からない留学生を狙った雇用トラブルに巻き込まれない為にも、(何度も言いますが!)●労働者としての権利●法で定められている禁止事項をしっかりと理解した上で事前確認を怠らないことがトラブルを避ける最善方法の一つと言えるでしょう。次回は雇用トラブルその3「実例」です!********************************************!1人でも多くの方の力になる為に!トラブルに巻き込まれたらHELPVancouverご相談ください********************************************