待ちぼうけ

そろそろ壊れるな・・っと思っていたら、ボイラーと食器洗浄器が同時に逝った。
※写真左上の棚がボイラー、食器洗浄器はその下の空間に入る。
極寒イギリスでボイラーとは、お湯や室内の暖房の全てを担う生活必需品。
そして、よく故障するというのがイギリスの常識。
幸い我が家のボイラーシステムには、
ガスが壊れた場合は電気で作動するエマージェンシーシステムがあるので、
凍えることなく普通に過ごせている。
そして、前から壊れていたキッチンの台。
状況が不可解すぎて上手く説明できないんですが、キッチンの床が下がるようにズレ落ち、キッチンの台自体が下がり、付加がかかった所にヒビが入っていた。
ちなみに、我が家は築10年。
築100年当たり前のイギリスの住宅事情では、新築同然のハズ。
旦那はこの家を購入してすぐ日本に転勤となったので、この家には1年しか住んでいない。その間、人に貸していたこの3年間で全てが壊れて戻ってきた。だから、売りに出す前のメンテをしている。
「築10年で床が下がるって、欠陥住宅じゃないの?」っと、
旦那のプライドが傷つくのを承知で聞いたことがある。
「地球は動くから、しょうがないんだよ。」っと、理解不能な答えが返ってきた。
たった築10年で床が下がれば、そりゃショックだ。無理もない。
でも続きが気になったので、彼のプライドが傷つかないよう、もう少し聞いてみた。
「建設会社に文句を出したところで、取り合うワケがない。」
なるほど。
イリギスの住宅建設事情について説明すると、イギリスは土地が高いが建設費用は差ほどでもない。Grand Designsなど見ていれば分るが、日本の建設レベルと比べたらDIYに毛がはえた程度、だから欠陥も多い。
イギリスは個人で土地を買い家を建てた方が安く済む。
だから、自分の城を築きたい人が沢山いるが、住宅建設が許される土地の公開が極端に少ないのと、建設会社との交渉に疲れ果て、大半の人が夢を諦め、高くても建売で手を打つことになる。
我が家のあるケントの島のすべての住宅は、同じ建設会社で建てられている。
イブニングスタンダード紙でも年に2度は紹介される、一応スタイリッシュな家なんですが・・。
欠陥の全てを修理すべく、3日間に渡る工事が始まった。
が、最終日の本日は、忙しいから何時になるか分らないという時間指定。
やるな君、せめて午前か午後か教えろや。
家で待ちぼうけていると、新しい食器洗浄器が届いた。
届いた品を念のためチェック、この国でチェックは欠かしちゃいけない。

・・・・・っと、中がビシャビシャに濡れている。
「新品なのに、どうして濡れているのでしょうか?」っと聞いてみる。
「一応、動作確認のチェックで動かしたんだ。」っと返ってきた。
ねぇ、少しは拭けば!?
これでイラついたら負けだとわかっている。
さすが、United Kingdom of GREAT Britain 。