- 世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す/ヒュー・マーロウ
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宇宙開発局に勤めるハンサムな博士は、美しい若妻と結婚したばかりである。
らぶらぶでドライブ中に、UFOが現れ、謎のメッセージを残していった。
それから次々とUFOが現れ、地球は絶対的危機に陥る!
いやいや。
いやいや。
B級カワイイ(笑)
アメリカンばんざーい!美男美女ばんざーい!レトロSFばんざぁーい!
…なSFで、ここまでリアルレトロだと、逆に楽しめるってもんです。
普通にB級パニック映画なので、UFOの激強さと、地球の危機に素でハラハラしました。
UFO最強ですから。
光線びぃーむっ!で、ニンゲンおさらば、建物おさらば。
誘拐されたら、脳みそがなんか透ける光線で、記憶奪われちゃうから。
こえー。
べたべた(というか、これがUFOものの原型なのか?)な、銀色の円盤といい、
どう見ても着ぐるみーずな、もたもた歩く宇宙人といい、
あまりのチープっぷりにきゅんきゅんする。
しかも、合成、結構頑張ってるんだな。
初期の技術で頑張って、頑張って、やってる感がとても微笑ましく、
現在の個人作成のネットムービー見てる気分です。
主人公の博士が、昔のアメリカ映画らしく、壮年の美形で、頭が良く地球を救う
白人バンザイ!ヒーローバンザイ!な展開がまた、レトロ感を誘う。
美味しいとこ全部取りだからね。
妻も、気丈な妻っぷりを見せるも、基本的に飾り物だからね。
とか突っ込みつつ、最強宇宙人に対応すべく、対抗技術開発にいそしむ姿に見入ってしまった。
強大なものに協力して立ち向かう姿は見応えがあるね。
オチもなかなか、シュールで良かった。
書いちゃうけど、実は宇宙人はみんな年寄りなんだな。
あっ、そーくるか、みたいな。
にしても、この宇宙人のデザイン、キモカワイイっす。