いつもありがとうございます。
訪問マッサージ・ド素人(無資格・未経験)独立開業サポート
のアオです。
本日は前回の「ご利用者様は施術者につく」に引き続きです。
しばらく、更新できなくてスミマセン。
あくまでも、このブログでは無資格者が国家資格者である「あ
ん摩マッサージ師」を雇用し、事業をいかに発展させてゆくか
についてのものです。
FCの宣伝文句なんかでは、「オーナー様は無資格でも大丈
夫!」みたいなことを言ってます。
確かにそうなんですが、でもその分、難しくなることもあ
るということを頭に入れておいてもらいたいんです。
患者様の思い入れが会社や事業所というよりも、施術者個人
に向かいがちになることを前回お話しました。
そのようなシーンが高い確率で発生するのが、「担当者を変
更せざるおえないとき」なんです。
担当者の病気や事故での長期のお休みなどは多分理解して
いただけるとしても、担当者が退社する場合で、その理由
が「本人の独立」や「同業他社へ移る」場合などで問題が
発生する可能性が非常に高くなります。
それは、訪問マッサージという事業を経験しなくとも、簡単に
想像がつくかと思います。
あえて言うなら、開業したてで顧客がいないときに、以前から
の顔なじみの人をまず顧客とするのが一番てっとり早い方法
だからです。
尚かつ、顧客の方が担当者に対して深い思い入れがあれば
謀らずともそうなってしまいます。
なんで、その担当者が別に「悪人」と言いたい訳でもない
し、患者様が身勝手というわけでもありません。
ある意味必然なんです。
こういったことに対して手を打っていないというのは、
患者様にとっても、従業員である担当者にとっても、もち
ろん事業所にとっても不幸以外のなにものでもありません。
この辺の情報は、訪問マッサージ関連の情報が氾濫している
にも関わらず、あまり見かけません。
もしかすると、加盟してもらいたいばかりのFC本部からする
と、加盟を考える人にとってのマイナス要因となりうるので、
あまり触れたくないといった感情が働くのかも……?
更に、資格者目線のマニュアルなどでも、このような視点がス
ッポリと抜け落ちています。
もちろんですよね。
自らが資格者なんですから!
FC加入を考える方の大半は無資格者であると思います。
そして、本部は「資格者を探せば、あなたは無資格・未経験で
もOK!」的なノリで加盟をバンバンあおってます。
でも、そこは「ちょっと待った!」
簡単に考えてはいけません。
何故か?
訪問マッサージという事業は、「あん摩マッサージ指圧師」
などの国家資格者が存在しないことには、1円の売上も上げ
ることはできないからなんです。
ある意味、事業の生命線の生殺与奪の権利はこの人たちに
あると言っても過言じゃないんです。
だから、負の側面を頭にしっかりと頭に入れリスクヘッジ
しておくことがおそろしく重要です。
長くなったんで、この具体策については次回で!
今日はこれまで。
ご精読ありがとうございましたm(__)m