小千谷に着いた!
タクシーに乗ると、
ひっきりなしにラジオから災害情報が流れています。
タクシーの運転手さんは長岡の方で、
自宅は大丈夫だったけど、大変な揺れだった!
と話してくださいました。
その話の中で、被害状況のお話も伺いました。
ここ長岡の市役所付近はもう電気が復旧しているが
隣の小千谷などはもっとひどかったよ、と。
ん?ひどかった?
行けるのですか?
思わず、身を乗り出して聞くと
今朝なんとか道を迂回していってきた、とのこと。
もうすぐそこまで福祉センターは見えていたのですが…
「小千谷へ行こう」
すぐに新潟県のボランティアセンターに電話すると、
意外な返事が。
「小千谷市は、受け入れができるような状況ではありませんので
長岡や、栃尾などでは…」
被災状況がひどく、受け入れすら整わないというのだ。
ならば、物資もまだまだ届かないに違いない。
何往復してもいい。
行けるところまででいい。
今この手に持っているものをすべて届けたい。
タクシーは山古志への標識を過ぎました。
「あっちもひどいことになっています」
運転手さんが山崩れした川沿いの道を指差す。
それでも山古志は道も完全に通れなくて、
通行止め箇所から10km歩かないと集落につかないと言われ
まずは小千谷へ、と決めました。
そして、小千谷市役所へ。
すごい数の報道用中継車。炊き出しの自衛隊の車。
そして、人…人…人。
ボランティアは受け入れていないとのことだったのですが
1Fに受付がある、とすぐに案内していただきました。
私が案内された先は、
自衛隊の炊き出しでした。
車庫にいくつもテーブルを置いて、5・6人のグループで
次から次ヘとおにぎりを握るのです。
それを50個づつビニールに入れて数え、
避難所へ配達する車に積み込む、という作業です。
前日ほぼ徹夜で荷物運びをしていた私は
おにぎり作業と聞いて
内心、不謹慎ながら
「楽勝!」と思っていました。
が、そんな甘いものではありませんでした。
次から次へと、大きな、
あの給食のご飯を入れるような入れ物に
どん、と入った炊きたてのご飯。
このアツアツをラップにとって、握る。
その数合計、おそらく数万個です。
私はここに昼前に加わったのですが、
作業自体は朝早くから行われていたと聞きました。
そしてどうなったか。
つづきはまた…(11/29記)
ひっきりなしにラジオから災害情報が流れています。
タクシーの運転手さんは長岡の方で、
自宅は大丈夫だったけど、大変な揺れだった!
と話してくださいました。
その話の中で、被害状況のお話も伺いました。
ここ長岡の市役所付近はもう電気が復旧しているが
隣の小千谷などはもっとひどかったよ、と。
ん?ひどかった?
行けるのですか?
思わず、身を乗り出して聞くと
今朝なんとか道を迂回していってきた、とのこと。
もうすぐそこまで福祉センターは見えていたのですが…
「小千谷へ行こう」
すぐに新潟県のボランティアセンターに電話すると、
意外な返事が。
「小千谷市は、受け入れができるような状況ではありませんので
長岡や、栃尾などでは…」
被災状況がひどく、受け入れすら整わないというのだ。
ならば、物資もまだまだ届かないに違いない。
何往復してもいい。
行けるところまででいい。
今この手に持っているものをすべて届けたい。
タクシーは山古志への標識を過ぎました。
「あっちもひどいことになっています」
運転手さんが山崩れした川沿いの道を指差す。
それでも山古志は道も完全に通れなくて、
通行止め箇所から10km歩かないと集落につかないと言われ
まずは小千谷へ、と決めました。
そして、小千谷市役所へ。
すごい数の報道用中継車。炊き出しの自衛隊の車。
そして、人…人…人。
ボランティアは受け入れていないとのことだったのですが
1Fに受付がある、とすぐに案内していただきました。
私が案内された先は、
自衛隊の炊き出しでした。
車庫にいくつもテーブルを置いて、5・6人のグループで
次から次ヘとおにぎりを握るのです。
それを50個づつビニールに入れて数え、
避難所へ配達する車に積み込む、という作業です。
前日ほぼ徹夜で荷物運びをしていた私は
おにぎり作業と聞いて
内心、不謹慎ながら
「楽勝!」と思っていました。
が、そんな甘いものではありませんでした。
次から次へと、大きな、
あの給食のご飯を入れるような入れ物に
どん、と入った炊きたてのご飯。
このアツアツをラップにとって、握る。
その数合計、おそらく数万個です。
私はここに昼前に加わったのですが、
作業自体は朝早くから行われていたと聞きました。
そしてどうなったか。
つづきはまた…(11/29記)