「新潟震災に関連する記事の流布に対するお知らせとお願い」その2 | 新潟震災ボランティア日記*わたしにできる何かを見つけよう!

「新潟震災に関連する記事の流布に対するお知らせとお願い」その2

*管理人カメハハ筆*

おはようございます!
先日の「支援ライブ in いとまん」で集まった義援金の成果を手に、
現地で活動中のなおちゃんが、昨日、一時帰沖する予定でしたが....

やっぱり!? 帰ってきませんでした。

最近は、山奥の村へ物資配達に行っていることが多いということで、
電話もメールもほとんどつながりません。

ともかく、現地での活動が最優先です。

このblogへの情報提供は二の次でいい、片手間でいいと考えていますので、
現地からの情報更新を楽しみにしている方も、
どうぞ気長にお待ちください ^_^

***

*11/14追記

こちらに、「新潟震災に関連する記事の流布」
に対するお知らせとお願いを掲載しておりましたが、
下記の理由からその一部を削除、訂正いたしましたので、
お知らせいたします。

実際に、チェーンメールと思われる記事を見つけた時、
その場所で、「チェーンメール化のお知らせと、削除のお願い」
をお伝えしていくと、ネタ元である当blogが用意した
「削除願い」の文章をコピー&ペーストして貼付けてまわれば良い、
というような、簡単なことではないということがわかります。

また、「転載可能な文章をご紹介することは、
新たなチェーンメールを生む」とのご指摘もいただき、
文章の無効性と合わせて納得いたしましたので、
一部を訂正、削除いたしました。

これもまた、「チェーンメール化のお知らせと削除のお願い」
をしていて氣づいたことですが、
今回の出来事を今後に活かしたいと真剣に願うならば、
まず、その情報を発信した方(blogの管理人さんなり、
メルマガの発行者さんなり、掲示板への書き込みなり)
それぞれのご事情や、想いを十分に汲みとるところから、
始めなければなりません。

そして、十分に汲みとった上で、
その場の状況に合わせて、
それでも削除の必要があるということ、そしてそれは
なぜなのか? あるいは、チェーンメールはなぜ罪なのか?
ということを、丁寧にご説明していかなりません。

してしまったことを責めるのではなく、
なぜ、自分はそうしてしまったのか? 
何が自分を突き動かしたのか? という「?」を、
おひとりおひとりが、自分の内側に向けていただくことに
本当の意味があると考えています。

そのためにはまず、その書き込みをする人間が、
チェーンメールというものについて十分に理解する必要があるし、
この1件に対して、自分もまた、ネットに携わる人間として、
同等の罪をおかす可能性があるということを
十分に<自覚>して、この1件を<自分事>として
とらえていなければなりません。

誰もが、はじめての事態に不安を感じ、
混乱しています。

こうしてここに書くことは簡単なことですが、
自分と向き合うことは、痛みを伴う作業でもあります。
ある意味、とても酷い仕打ちを強いるものになるかも知れません。
だから、そういった覚悟も必要です。

どんなに誠意を持って、ひとつひとつに書き込みをしても、
チェーンメールを止めることはできません。

そして、いろいろな考えの人がいますから、
すべての人に真意を伝えることもできません。

それでも、伝えることを止めたくないと思うのは、
今回のチェーンメールに関わったすべての方々が、
この1件を通じて、大いに学ぶチャンスを持っていると
信じているからです。

もちろん、あなたは、管理人と同じことをする必要は
ありません。

これを読んでくださったあなたが、あなたのお考えと
判断に基づいて、行動されることを願っています。


***


ただよんさん作のガイドラインが
一部変更になっていますので、再度ご一読ください。


インターネットにおける
草の根的な災害情報を提供する人についてのアドバイス~その1~
http://tadayon.at.webry.info/200411/article_17.html


インターネットにおける
草の根的な災害情報を提供する人についてのアドバイス~その2~
http://tadayon.at.webry.info/200411/article_16.html


***

当blogの記事を元ネタとして、「助けてください」からはじまり、
「パンティライナー」や「貼るカイロ」などの物資を要請する文章や、
マスコミ、行政を批判する内容の文章が、
チェーンメール化するという問題が起きています。

日本国内では、このような草の根的な情報が
ネット上で拡散したことは、おそらく前例のないことですので、
その過程を分析し、経過を調査している方々がいらっしゃいます。


*笹山登生さんのblog
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=129



チェーンメール化という結果はとても残念なものですが、
貴重な事例のひとつでもあり、

そのプロセスに学んで、次の有事の際には
blogに代表される草の根的な災害情報発信を
より<正確に><確実に><迅速に>伝えるためにも、

ただよんさん作のガイドラインの内容を、
常にアタマに入れておきたいと思います。

皆さまもぜひ、ご一読ください。

チェーンメール化した文章は、
現在も、掲示板やメーリングリストなどを通じて
拡散しているとの報告が入っていますので、
お心当たりのある方は、個々に対応をお願いします。

***

皆さまへのお願い

当blogの記事を元にしました、
新潟震災支援に関連する古い情報が、
チェーンメール(メールの内容の転送を要請するメールのこと)
として掲示板やメーリングリストなどで広がっています。

メールの内容にはいくつかのパターンがありますが、
「助けてください」「小千谷からの声」などのタイトルではじまり、
新潟震災被災地への救援物資(「パンティライナー」や
「貼るカイロ」など)の送付を要請する文章や、マスコミ取材、
現地を視察する政治家の態度などを批判する内容の文章で、
構成されています。

これらの情報はすでに古いものであり、刻一刻と変化している
被災地の現況とは、かけ離れたものとなっておりますので、
これ以上の伝達、流布を防ぐためにも、
該当記事(チェーンメール)を発信した覚えがあったり、
受け取った場合には、

ご自身で、新潟震災に関する最新の情報を確認していただき、
古い情報を掲載している場合には、削除していただく

また、新しく転載を依頼するメールを受け取った場合には、
その情報をその場所で止める

よう、お願い申し上げます。

今後、災害に関連する情報の伝達については、
まず、今現在の災害地の状況を、
情報を受け取った各自が十分に調査、把握した上で、
慎重に行うよう注意してください。

管理人自身も含めまして、チェーンメールの情報伝達に関わった
皆さまそれぞれが、情報の受信者、あるいは発信者として、
この事例から大いに学ばれることを願ってやみません。

チェーンメール化したという結果だけでなく、
次回有事の際に活かせる教訓を、
情報伝達のプロセスの中から見い出していきたいと考えています。