フジテレビの記者会見はほとんど見ていない。ちらっとニュースやXで見聞したのみ。
聞いている視聴者としては経営陣が質問にスパっと答えないから長い時間かけた割に成果が少ないなという印象。第三者委員会の調査を待たないと経営陣も迂闊に知っていることも守秘義務やプライバシーがあるから喋れないのだろう。
それにしても醜悪な事件だ。
いくつかの疑問点
飲み会と称して中居と局アナを密室で2人きりにする計略は例のNプロデューサーがお膳立てをしたことは事実なのだろう。そこはフジテレビ側がいくら否定しても疑ってかからなくていいのではないかと思う。文春の記事を信じる。生命の危機を感じるほどの行為があったとすると行為には不同意の可能性がつきまとう。抵抗不能にするために薬物を使ったのではと質問する記者がいたがそこのところも気になる。
被害者が生命の危機を感じ且つ人権侵害が甚だしい事件であるならば警察が捜査するべきなんじゃないか。不同意性交罪は非親告罪であるから被害者の告訴は不要だ。示談していても事件化されない理由にはならない。検察が起訴するか不起訴にするかの材料にはなるだろうが。被害者は事件が公になることを望んでいないことが影響しているのかもしれないが、もうここまでの大事に発展してしまったのだからもう無理だ。文春が報じたときからその条項は無効化したようなものだ。文春は情報源の秘匿があるから被害者が漏らしたとは証明されない。被害者本人ではなく義憤に駆られた関係者の可能性もある。
被害者の思いを勝手に想像するが中居がやったことと自分が置かれている状況に耐え難いものがあるのだろう。中居は自分の番組を何食わぬ顔で継続し自分を陥れたNプロデューサーも知らん顔。それに対して自分は仕事を続けられないほど心身にダメージを負った。フジテレビに入社するのにどれほどの競争倍率をくぐり抜けてきたのか。そのキャリアが身内であるはずの上司の裏切りと中居の歪んだ性癖で台無しにされた。いくら示談金が払われたところで回復の足しにもならない。中居からすれば9000万円など年収の数分の一に過ぎない。それで当初は警察沙汰にもならず芸能活動を継続できたならいいやという甘い目論見があったのだろう。バレたら引退しますで逃げて、今問われているのはフジテレビ経営陣の初動対応の不味さ。できるだけ事の重大性を過小評価し隠蔽的な対応を取ったことからさらに炎上してしまった感じだ。最初から記者会見をオープンで制限なくやるべきだった。事態を把握したらすぐに中居やNプロデューサーを切るべきだった。コンプライアンス推進室と情報を共有すべきだった。
被害者はPTSDにもなったという情報がある。それならば傷害罪での立件もいける。警察は是非逮捕してもらいたい。私の立場は完全な反中居、反Nプロデューサーである。
他に被害者がいないのか。調査はするべきだと思う。さらに私も被害者ですという人がでてきても全然驚かない。