我が家は夫婦共々お盆休みという制度がない勤め人であるので世間がのんびりだらりと実家に帰省したり旅行に行ったりといった余暇活動をしている間、せかせか労働に勤しんでた。
その代わりというわけではないが、旅行をしてきた。台風10号が超ノロノロでこんな台風は初めてだという実感だ。少なからず天気がすっきりしなかったから旅行のプランにも影響を与えた。当初はハイキングがしたかったのだが雨の山行は勘弁ということで下界で楽しめるプランも持って出かけた。
ハイキングで行こうとしていたのは磐梯山。以前登ったことがあり八方台登山口からなら気軽にピストンできる。前回は猪苗代スキー場から登ったが残念なことに夫婦共々体力の低下が著しいので却下。
今回訪れたのは諸橋近大美術館だ。ゼビオの創業者の諸橋さんがサルバドール・ダリの絵画を中心に絵画を収集し開館されたそうだ。アジアでは最大のダリ作品を収蔵している。




泉質はナトリウム・カルシウム―塩化物・炭酸水素塩泉 ph6.6 色は茶褐色で飲んでみると塩味と鉄味
嬉しいことに露天風呂の周りに虫除けの網が張ってあって安心して湯に浸かっていられるのだ。以前秋田県の杣温泉に行ったらアブがやたらめったら襲って来てすぐに退散した思い出がある。




食事処で食べていると隣客の会話が聞こうとしなくても聞こえてくることがある。妻の見立てで隣は50代前半の女と60代の男で会話の内容から夫婦ではないことが分かる。珍しく政治の話しなんかして自民党総裁選について語っていた。あの中じゃ小泉進次郎がいいと男が言ったら女も同調してそうだよね、あれくらい若くても全然いいよねなんて言ってました。
小泉進次郎を推すという2人のその後の会話は俄然興味が増します。ネットやテレビのフィルターを通していない市井の声を聞く機会はあまりないから。どんな人が小泉進次郎を推すのだろうと。
印象に残ったのは2人とも鱸を読めなかったことだ。この魚なんて読むんだろうねと言って食べても分からなかった様子。確かに魚の読み方は難しい。私も恥ずかしながら鱸がスズキにすぐに変換されなかった。食べてみてスズキだなと思ったくらい。でもスマホがあるのだから調べたらいいのにと思った。
そして鱸の読み方としてサワラという結論に至って食事を終えたみたいです。
是非今度は美味しい鰆を食べてもらいたい。

宿関係の人全般に言いたいのはデザートは豪華なものは期待していないからオレンジやグレープフルーツはやめておいてもらいたい。手抜き感がデカすぎる。水菓子なら地元の旬のものにしてほしい。

苦言を呈して1日目は終了