現代社会で生きるということは特別嫌なことがなくても気が滅入るものだ。とりわけ人口オーナス期の衰退国家では。メシ食うためにやりたくない仕事に勤しむ。まあこれは仕方ないとしよう。天職にありつけない不遇さはほとんどの人間が抱えている。大谷翔平や藤井聡太のようになれるならみんななりたいはずだ。
問題は30年も上がらない国民の所得を以てしても政府が倒れないこと。韓国よりも賃金水準が低い国になってしまった。実質賃金が下がりっぱなしなのにこの先税と社会保険料が上がり続けることは確定事項という悲劇。
税金が有効に使われるなら、高福祉で貯蓄する必要もない北欧並みの国なら我慢できるよ。でもそうじゃない。五輪、万博、辺野古基地、もんじゅ、布マスク、マイナンバーカード、アメリカからの要請による軍事費拡大、そんなもんに使ってたら足らなくなる。
一方で夏休みが始まれば昼飯もまともに食えない貧しい子供がいて、全国に7000を超える子ども食堂が存在するに至る。
悪政を敷く政府に選挙の度に信任が与えられ有権者としての無力さを味わう。
個人的なことを言えば難病に罹り通院が欠かせなくなって確定申告で医療費控除を申告するほどの医療費負担が鬱陶しい。
これから待ち受けるのは生老病死と愛別離苦なんだなと、今の段階はまだまだ序の口なんだなと思うよ。
統計によると40代の男性の幸福度は最も低いという。特に未婚男性のそれは低いらしい。同年代としていろいろと身につまされる。
だからあんまり我慢しないで旅行に行ったり適度に気晴らしが必要。そういうわけで全国旅行支援が終わるけど8月も1泊予約を入れておいた。温泉くらいしか楽しみがない
